『パリピ孔明』頭から離れない「チキチキバンバン」の中毒性 見たらハマる“孔明の罠”とは
関連 :
■エモいのに面白い ギャップが生む“石兵八陣”のような中毒性
テレビアニメ『パリピ孔明』ノンテロップオープニング場面写真 (C)四葉夕卜・小川亮・講談社/「パリピ孔明」製作委員会
オープニングを見た多くの視聴者が最初に抱く感情は「面白い」だろう。水墨画風の山々を背景に立つ端正な顔立ちの孔明。聡明で礼節を重んじ、ずば抜けた知能で数多の戦を勝利に導いた中華の賢人が、およそイメージとはかけ離れた衣装を次々と披露。その後は街頭やクラブのステージでダンスを披露していく。
印象的なのは、作画だけ見るとコメディではなく、目の動きから指先に至るまでこだわり抜かれた「エモい」カットが多いということ。ダンスの動きは独特だが、「パリピが真面目に踊っているだけ」と言われると、そうともとれる。明らかなコメディとも思えない映像なのに、“孔明”と“パリピ”という設定のギャップで、まず「面白い」が脳に刺さる。
この「どこまでふざけているのか分からない」バランス感覚が突き抜けており、公式が掲げる「笑えて! エモい!」を見事に体現。踊る孔明、ジャガーを運転する孔明、クラブに立つ孔明、スポットライトを浴びる孔明。これが孔明でなければ「エモい」シーンでしかないのかもしれないが、相反する2つの要素が融合することで笑いが生まれ、モーションが洗練されるほど面白さに拍車がかかる。
SNSでも「孔明が躍るだけで面白い」「車運転しているだけで面白いからこのおっさんずるいよ」「なんというかぬるぬる感というかバネ感というか無限にみてられる中毒性あるよね」といった声が上がっており、第2話で孔明が披露した“石兵八陣”のように抜け出せなくなってしまうファンは現在も増え続けている(文:二タ子一)。
テレビアニメ『パリピ孔明』は、TOKYO MXにて毎週火曜23時、BS日テレにて毎週火曜24時、MBSにて毎週火曜26時30分放送。各動画配信サイトにて配信中。
この記事の写真を見る
関連記事
-
Yahoo!検索で詳しく調べる
-
あわせて読みたい
最新ニュース
おすすめフォト
おすすめ動画 >
-
[ADVERTISEMENT]
-
[ADVERTISEMENT]
-
X
-
Instagram