白山乃愛、長澤まさみ、沢口靖子も 「東宝シンデレラ」グランプリから羽ばたいた人気女優たち
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■第7回グランプリ・上白石萌歌
2011年に開催された第7回「東宝シンデレラ」オーディションは人気女優を多数輩出。4万人を超えるエントリーの中からグランプリを受賞し、史上最年少記録を塗り替えたのが、鹿児島県出身で当時10歳の上白石萌歌だった。
上白石は翌年放送のドラマ『分身』(WOWOW)で女優デビュー。以降、映画やテレビドラマ、舞台でキャリアを重ね、2018年放送の『義母と娘のブルース』(TBS系)で綾瀬はるかや佐藤健と共演。2021年放送の『ソロモンの偽証』(WOWOW)で連続ドラマ初主演を務めている。
ちなみにこの年は審査員特別賞を萌歌の姉・上白石萌音と山崎紘菜が受賞。さらにニュージェネレーション賞は、現在放送中の連続テレビ小説『らんまん』(NHK総合ほか)でヒロインを演じる浜辺美波が受賞している。
■第8回グランプリ・福本莉子
5年ぶりの開催となった2016年の第8回「東宝シンデレラ」オーディションでは大阪府出身の福本莉子がグランプリを獲得。翌年4月にスタートした『NHK高校講座 「物理基礎」』(NHK Eテレ)に出演し本格的な芸能活動をスタートさせ、11月には写真集「はじめての恋人」(ギャンビット)を出版した。
さらに、2018年公開の『のみとり侍』で映画デビュー。同年にはミュージカル『魔女の宅急便』で舞台初出演にして初主演を飾った。そして2020年公開の映画『思い、思われ、ふり、ふられ』では、北村匠海、浜辺美波、赤楚衛二とともに主演を務め、映画初主演を果たしている。
■第9回グランプリ・白山乃愛
2022年の第9回「東宝シンデレラ」オーディションでグランプリを獲得したのが、冒頭でも触れた白山乃愛。最年少となる10歳での受賞だ。賞の発表前に「私は見ている人にドキドキワクワクしてもらえるような女優さんになるのが夢です」とあいさつした白山。見事グランプリに輝き、プレゼンターの上白石萌歌からトロフィー、マント、そしてティアラを贈呈されると「思っていないことが起きたので、びっくりしています」とうれし泣きする姿も。憧れの女優は、「東宝シンデレラ」の“先輩”である長澤まさみだと明かしていた。
そんな白山の、初めての本格的な演技が見られる『Dr.チョコレート』には、放送前から大きな反響が。SNS上には「白山乃愛ちゃんの演技楽しみ〜!」「撮影がんばれ〜」などと、白山への期待や応援の声が寄せられている。