ジェラードンだけじゃない “実はトリオだった”人気お笑いコンビ 『M‐1』王者&『KCO』王者も!

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今月、人気お笑いトリオのジェラードンから海野裕二が脱退し、所属する吉本興業からも退所することが発表された。海野は長期療養から1月に復帰し、祝福されていたばかりで、予期せぬ脱退はファンに衝撃を与えた。昨年にはジャングルポケットの斉藤慎二が不祥事で脱退し、現在は太田博久とおたけの2人体制になっている。実は、彼らだけでなく、今をときめく人気者の中にも彼らのようにかつてはトリオだった経歴があるコンビが少なくない。今回は「実はトリオだったお笑いコンビ」をまとめた。
【写真】『M-1』王者に『KOC』王者も 実はトリオだった人気コンビ
■ サンドウィッチマン
『文春オンライン』発表の「好きな芸人ランキング」で3連覇するなど、人気コンビとしてたびたび話題になる伊達みきお、富澤たけしからなるサンドウィッチマンだが、実は彼らも“3人体制”だったことが。
2人は仙台から上京し「親不孝」「銭(かね)と拳」といったコンビ名で活動を開始していたが、泣かず飛ばず。その後、お笑い芸人の浜田ツトムを加え、お笑いトリオ「サンドウィッチマン」として活動していた時期があるのだ。細身の浜田を、体格の良い伊達と富澤が挟むようなかっこうになったことがこの芸名の由来。浜田の脱退でコンビに戻っても名前は継続し、その後、『M‐1グランプリ2007』(テレビ朝日系)で優勝。一躍、人気芸人の仲間入りを果たした。
■ サルゴリラ
コント日本一を決める『キングオブコント2023』(TBS系)で優勝し、一躍ブレイクを果たした赤羽健壱、児玉智洋からなるコンビ、サルゴリラ。2人は幼稚園時代からの幼なじみで一緒によしもとの養成所、東京NSCに入学していたが、その中で松橋周太呂と出会い、ジューシーズというトリオとして活動していた時期がある。
その後、松橋が脱退(ピン芸人、放送作家に転身)し、現在のサルゴリラの体制に。なお、昨年末にはトリオ時代に出演していたトリオ芸人3組が出演する番組『333 トリオさん』(テレビ朝日系)のメンバーでの集合ショットが公開され、往年のファンを喜ばせた。
■ 次長課長
すでにベテランの粋に差し掛かっているお笑いコンビ、河本準一と井上聡からなるお笑いコンビ・次長課長。2人は岡山県岡山市の中学で出会ったが、芸人を志して大阪NSCに入学した際には、もう1人の同級生と合せてトリオだった。その同級生が岡山に戻ってしまったため、コンビで活動することになり、今にいたる。
ちなみにその時の”トリオ名”は「次長課長社長」。社長が脱退した形となる。