実は“ホスト”演じた俳優 役から本物のホストになった逸材も！
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■吉村界人
華やかで移ろいやすい世界の住人であるからこそ、その転落ぶりがまた絵になりやすいのがホスト役。“転落するホスト”と言えば最近では、昨年夏に大きな話題を集めたNetflixシリーズ『地面師たち』で吉村界人が演じたホスト・楓が記憶に新しい。
「CRAZY LOVE」のナンバー1・ホストだが、性格が悪く、下っ端をこき使う楓。なぜこんな奴がナンバー1？…と視聴者は疑問に思うのだが、主人公ら地面師チームがターゲットとする寺の住職・川井菜摘（松岡依都美）が楓の太客だったというのが真相。地面師チームはこの情報を掴むと、楓の弱みを握り、自分たちの手下のようにこき使うように。初登場時のオラオラしたキャラクターから一転、主人公たちの舎弟のようにヘコヘコするまで、吉村が見事に演じ分けている。
■山本裕典
ホスト、ではなくホスト部ではあるが、2011年7月期のドラマ『桜蘭高校ホスト部』（TBS系）でホスト役を、まだ若手だった大東駿介、千葉雄大、竜星涼らが演じた。そんな中でも、ホスト部部長・須王環を演じた山本裕典は、その後もことごとくホストと縁深いキャリアになっていく。
紆余曲折を経て芸能活動休止の時期もあった山本だが、2023年からはABEMAの人気バラエティ『愛のハイエナ』シリーズにおいて、山本がホストになったらいくら稼げるのか、というドキュメンタリー企画がスタート。役柄ではなく“ホスト・山本裕典”として歌舞伎町デビューしたのだ。現在第3弾が配信中で人気企画となっている。さらに、山本は今年6月より配信中のショートドラマ『ラストオーダーは復讐で』（Helo）で再度ホスト役を演じており、ホスト役→ホスト→ホスト役という唯一無二のキャリアを築いている。
