<今夜金ロー>ディズニー100周年作品『ウィッシュ』に詰まった名作オマージュを一挙紹介!
アーシャを導く“スター”というかわいらしいキャラクターにもたくさんのディズニースピリットが。スターはくるくると表情が変化し、笑ったり怒ったりと忙しい。この表情は、実はディズニーの大看板・ミッキーマウスを参考に描かれている。創業者のウォルト・ディズニーは「夢を求め続ける勇気さえあれば、すべての夢は必ず実現できる。いつだって忘れないでほしい。すべては一匹のねずみから始まったということを」という言葉を残したが、スターはそんなウォルトの思いも受け継ぐキャラクターなのだ。
映画『ウィッシュ』場面写真 写真提供:AFLO
そんなスターとアーシャの出会いは、アーシャが“星に願った”ことがきっかけに。星に願うといえば『ピノキオ』だ。信じて願えば夢はかなうというディズニーが描き続けてきた思いが、アーシャにも引き継がれている。
■歴代ディズニーヴィランの要素がモリモリな悪役も
映画『ウィッシュ』場面写真 写真提供:AFLO
ディズニー作品といえば、魅力的なヴィランの存在も外せない。記念すべき100周年に登場したマグニフィコにも、ディズニーヴィランのこれまでの歴史がたっぷり感じられる。アーシャたちが暮らすロサス王国の王であり、人々から“願い”を集めて叶えてあげているマグニフィコ。しかしその裏には身勝手な魂胆が隠れている。そんなマグニフィコは魔法を操るが、邪悪な魔法を使うときには緑色の光が迸る。これは、『眠れる森の美女』のマレフィセントなど多くのヴィラン達と同じ。また、禁断の魔法を用いて強い魔法の杖を作るときの動きや描写は、毒リンゴを作る『白雪姫』の魔女や、アリエルが人間になる魔法を調合する『リトル・マーメイド』アースラにそっくりだ。
映画『眠れる森の美女』場面写真 写真提供:AFLO
また、『白雪姫』でもおなじみの鏡に話しかけたり、『アラジン』のジャファーのようにマントを翻したりと、歴代ヴィランが思い出されるシーンは尽きない。彼の最後のシーンまでじっくりオマージュを探してほしい。
映画『ウィッシュ』は12月12日21時に日本テレビ系『金曜ロードショー』にて放送(本編ノーカット)。
引用:「ディズニー・スタジオ」公式インスタグラム(@disneystudiojp)

