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次世代ハード発売、スマホのさらなる台頭……2014年のゲーム業界はどうなる?

ゲーム

 ただし、スマートフォンのゲーム市場を単純に台数規模で捉えることはできない。なぜならスマートフォンでは無料から100円そこそこの低価格帯アプリが主流で、仮にゲーム専用機からの移植タイトルであっても高額なものは避けられる傾向にあるからだ。また、スマートフォンのタッチパネルで、アクションゲームなどの複雑な操作を要求されるゲームを快適にプレイすることも難しい。これもゲーマーにとってスマホがメインのハードにならない理由の一つである。

 そんな状況を変えるかもしれないのが、各社から発売され注目を集めているスマホ用ゲームコントローラーの存在だ。まだまだ対応ゲームは少ないが、今後は国内外のビッグタイトルも対応を予定している。これが定着するようなら、携帯ゲーム機市場に与えるインパクトは大きい。ただし、2014年中に勢力図が書き換わるようなことはないだろう。まだまだスマホゲームの主力はソーシャルゲームを始めとしたカジュアルゲーム。ハードスペックだけが先行しても意味はなく、ユーザーの意識が変わっていくまでにはまだしばらく時間がかかるものと思われる。

 2014年のゲーム業界は、次世代ハードの登場とスマホゲームのさらなる台頭で、今年以上に盛り上がりを見せそうだ。(文:山田井ユウキ)

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