多くのハリウッド俳優が登場した『笑っていいとも!』 番組出演の裏側が明らかに
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また、『笑っていいとも!』に出演の際は、いくつかのパターンにわけられるそうだ。
「トムのテレフォンショッキングは例外として、番組内のコーナーに出るパターン、エンディング前に登場するパターンと、この2つが基本なわけですが、生放送のため何が起こるかわからず、エンディングに十分な時間が取れないことも多い。そんなときは、増刊号で紹介するパターンが加わり、全部で3つにわけられる感じでしょうか」。
ただ、どのパターンであっても、1つだけ注意点があったと付け加える。
「着いてすぐに出演という形は嫌がられました。やはり、生放送なので、早めに楽屋へ入っておく必要がある。ただ、外人の方と日本人は感覚が違い、取材のスタート時間が決まっているのに、平気で寝坊してきたりするんですよ。もちろん、疲れてはいるのでしょうが、時間にルーズな点だけは、気をつけなくてはいけませんでした」。
さらに、映画関係者にとって『笑っていいとも!』がありがたかったのは、すべてが生放送という点。
「ワイドショーも生放送なのですが、単に作品のポスターを持ってPRではなく、登場の合間に映画の予告編や情報を入れるため、その映像を作るのに時間がかかってしまう。そこが大変なんです。一方、『笑っていいとも!』は映像を繋げる必要はなく、スターが出て話すだけでいい。大変さはなかったですよね」。
そんな『笑っていいとも!』も、もうすぐ終了。仕事的な面からも、寂しがる映画関係者は多いことだろう。