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全米で話題のSF映画 『トワイライト』『ハンガー・ゲーム』と何が違う?

映画

主人公は『ファミリー・ツリー』のシェイリーン・ウッドリーを抜擢 
主人公は『ファミリー・ツリー』のシェイリーン・ウッドリーを抜擢 TM & (C)2013 Summit Entertainmet, LLC. All Rights Reserved.

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 今、アメリカで話題の映画は、なんといっても『ダイバージェント』だ。 同名のベストセラー三部作小説を原作にしたこの映画は、ターゲットが若い女性層で、主人公も女性、原作者は新人女性作家という共通点から、『トワイライト』や『ハンガー・ゲーム』と比較され、同レベルのブロックバスターになるかどうかが注目されてきた。

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 『トワイライト』は、シリーズ5作(原作小説は4冊だが、映画は最終章がふたつに分かれた結果5作)で世界興収33億ドル。全4作予定されている『ハンガー・ゲーム』シリーズは(これまた、原作は三部作だが、映画は3冊目が2作に分けられるため、4作)現在2作まで公開され、世界興収15億ドルを上げている。

 先週末公開された『ダイバージェント』のオープニング成績は北米だけで5800万ドル。『ハンガー・ゲーム』1作目の1億5200万ドルには完全に負けるが、『トワイライト~初恋~』の6900万ドルにはそれほど劣らず、この規模の予算の映画としては好調な成績を納めた。結果を待たずして2作目『インサージェント』の製作準備は始められており、撮影は5月にもスタートする。

 『ダイバージェント』は、女子高生とヴァンパイアの恋愛物である『トワイライト』よりは、近未来を舞台に、主人公の女性が革命のリーダーになっていく『ハンガー・ゲーム』に近い。

 物語の舞台となる世界では、人はみな、持って生まれた資質に従い、ひとつの共同体に所属して生きることになっている。共同体は、平和を守るアミティ、正直を誇るキャンダー、勇敢で大胆なドーントレス、無欲で他人に尽くすアブネゲーション、頭の良いエリュアダイトの5つ。主人公ビアトリス(後に自らトリスと改名)はアブネゲーションに生まれたが、16歳の男女が全員受けることを義務づけられているテストで、彼女は、ひとつ以上の資質をもつ、非常に稀な“ダイバージェント”であることがわかった。それが何を意味するかわからないまま、ビアトリスは、『この事実は絶対に言わないように。私はテストの結果を捜査するから』と検査官の女性に強く言われる。その忠告を守り、ビアトリスは、両親を捨ててドーントレスとして生きることを選ぶが、陰謀のせいで、大きな戦争が起こることに。そんな混乱の中、ビアトリスは、自分以外にもダイバージェントがたくさんいたことを知っていくのだ。

 ビアトリス役に抜擢されたのは、『ファミリー・ツリー』で演技力を認められた22歳のシェイリーン・ウッドリー。彼女の恋人役は、イギリスのニューフェイス、セオ・ジェームズが獲得した。当然のことながら、このふたりは、今ハリウッドで最もホットな存在。だが、ジェームズが『トワイライト』のロバート・パティンソンほどのビッグになるかどうかは、これからが勝負。残念ながら原作の日本語訳版はまだ1冊目しか出ていないが、映画は7月にも日本公開される。彼が次のアイドルにふさわしいかどうか、ぜひあなたの目で判断してみてほしい。(文:猿渡由紀)

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