打倒アナ雪? 2014年度のGWは、どの映画がヒットするのか

最長で11連休という長期休暇が可能となった2014年度のゴールデン・ウィーク(GW)。こういった大型連休には、普段映画館へ行かない層が動くため、映画業界は大作・話題作を持ってくることが多い。では、本年度はどのような作品が公開され、ヒットしそうなのか。注目作を探ってみた。
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2014年のGWで最大の山場と言えるのが、“続編対決”だろう。まずは、25日公開の『アメイジング・スパイダーマン2』だ。前作は2012年に公開され、日本での興収31.6億円、世界興収約7.5億ドルのヒットを記録しており、本作も日米公開を前に、メキシコで約11億円、イギリスとアイルランドで約15億円、ドイツで約6.2億円など、世界興収は既に47億円を突破。幸先のいいスタートをきっている。また、3月末には、アンドリュー・ガーフィールド、エマ・ストーン、ジェイミー・フォックス、マーク・ウェブ監督らが来日し、作品を盛り上げていた。とりあえずは、前作の興収を超えたいところ。
『ハリー・ポッター』『スター・ウォーズ』『007』シリーズなど全ての映画シリーズを超えて、全米興累計興行収入<歴代1位>を達成した『アベンジャーズ』シリーズ最新作の『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』も4月19日に公開も迎えて、各映画サイトレビューでも高評価を得ている。
翌日、26日に公開となるのが、1作目が興収59.8億円を記録した『テルマエ・ロマエII』だ。阿部寛、上戸彩、北村一輝、竹内力、宍戸開、市村正親といったお馴染みのキャストが再集結し、ブルガリアでの大規模ロケを敢行。スケールはもちろん大きくなったが、大味になることはなく、定番の小ネタも健在。さらに、全国のサークルKとサンクスでの『テルマエ~』フェアや、映画レビューアプリ、不動産・住宅情報サイトといった企業とのCMタイアップ、ホテルや温泉街での『テルマエ~』企画等、露出も万全。2作目好発進の準備は万端と言えよう。