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本郷奏多、美少年から性格俳優へ…コミック実写への抜擢は “謎めいた雰囲気” が鍵

エンタメ

連続ドラマ『アカギ』で人間離れした天才・赤木役を演じる本郷奏多
連続ドラマ『アカギ』で人間離れした天才・赤木役を演じる本郷奏多 クランクイン!

 人気漫画の実写ドラマ『アカギ』の主人公・赤木役に抜擢された俳優・本郷奏多。人間離れした天才役は実写化へのハードルも高いように思えたが、この配役には原作ファンからも「楽しみ!」と絶賛の声があがっている。夏には『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』の公開も控える本郷。これまでにもたくさんの漫画・ゲームの実写化作品へ出演しているが、彼のどんな魅力が抜擢へとつながっているのだろうか。

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 本郷は、1990年生まれ、現在24歳。幼少の頃より芸能の世界に飛び込み、金城武主演の映画『リターナー』で俳優デビューを果たしたのが12歳のときだ。天使のような愛らしさが話題となり、矢沢あいの大ヒット少女漫画を実写化した『NANA2』(06)では、主人公・奈々が腰を抜かすほどの美少年・シン役を演じた。配役を大幅に変更した続編だったが、当時本郷のシン役には「かわいい!」とそのハマりぶりに賞賛の声があがっていたのも、印象深い。

 漫画から抜け出してきたようなキャラクターを演じるには十分な説得力を持つ美貌。しかし本郷の魅力はそれだけではない。奥浩哉のSF漫画を実写映画化した『GANTZ』シリーズ、究極のサバイバルゲームを描く『奴隷区 僕と23人の奴隷』(14)では、静かな佇まいに狂気を宿した役を見事に演じきった。

 『奴隷区 僕と23人の奴隷』で共演した秋元才加は、本作の舞台挨拶にて、「謎めいていて、興味がわく魅力的な人」と本郷を分析。この“ミステリアスな雰囲気”こそ彼の最大の魅力だろう。個性豊かなキャラクターを必要とする漫画やゲームの世界では、「こいつ、一体何なんだ」と思わせるストーリーを引っ張っていくような役柄も重要。本郷はそんな役柄にピタリとハマる俳優と言えそうだ。

 『アカギ』で本郷は、地毛にブリーチを5回も重ねて白髪に染め上げ赤木役にトライ。製作発表会見では、「どんな作品でも原作ファンが一番注目してくれる。それ以上のレベルで原作を愛する心が大事」と実写キャラへの心構えを熱弁した。

 また彼に、数々のタフな現場に挑む心境を聞いた映画ライターによると、「同じ年くらいの役者さんからすると、相当いろいろなことをやってきているので。そんなに辛いと思うことはないんですよ」と答えたとか。子役時代から培った経験を糧とし、その線の細い外見からは想像もできないような “熱” が、彼の内側には燃えたぎっているようだ。

 恐るべき冷静さと熱を持ち合わせた赤木役は、そんな本郷の魅力がギュッと詰まった役柄となりそう。どんなカリスマ性を見せてくれるのか。そしてさらに、どのような性格俳優へと成長していくのか、楽しみでならない。

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