新作上映の新システム “スクリーニング・ルーム” 米シネマコンで名監督ら賛否の声
興行主とハリウッドスタジオのトップが集まる毎年恒例の「シネマコン」。今年も現地時間11日から14日までラスベガスで行われたが、一番関心を集めたのは出席していない人物だった。その人物は、ファイル共有サービス「Napster」の創業者ショーン・パーカー。フェイスブックの設立にも関わった人物で、映画『ソーシャル・ネットワーク』では、ジャスティン・ティンバーレイクが彼を演じている。彼が立ち上げようとしている新しいプロジェクト“スクリーニング・ルーム”は、50ドルを払えば新作映画を公開日に自宅でストリーミングして見られるというもの。スティーヴン・スピルバーグ、ロン・ハワード、J・J・エイブラムス、マーティン・スコセッシなどが賛同しているが、もちろん、興行主は大反対だ。

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