<17年7月期ドラマ総括>月9『コード・ブルー』が独走! 『カホコ』で竹内涼真がブレイク
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武井咲が主演した『黒革の手帖』(テレビ朝日)も、最高視聴率13.0%と好評を博した作品だ。これまで何度も映像化されてきた、松本清張原作のドラマだが、現代風の味付けが受け、多くの視聴者を引きつけた。本作の放送終了直前に、EXILEのTAKAHIROとできちゃった結婚を発表し世間を驚かせた武井だが、演技の評価が高く、「新たな魅力を発見した」「すごく面白かったし、いい女優さんになった!」とSNSでは絶賛する声も多かった。また、最終回のラストシーンで、武井演じる原口元子が、謎の笑みを浮かべたことから、その意味をめぐってSNSでは推理合戦にも発展、大きな話題となった。
このほか、2017年夏クールには、長瀬智也、吉岡里帆、坂口健太郎という人気俳優たちの三角関係を描いた『ごめん、愛してる』(TBS)、渡辺直美主演、要潤のクズ夫っぷりも話題になった『カンナさーん!』(TBS)、福士蒼汰が人を殺した過去を持つ青年を演じ、新境地を見せた『愛してたって、秘密はある。』(日本テレビ)など、多彩なドラマが並んだ。
また、有村架純が主演したNHK連続テレビ小説『ひよっこ』がついに終了。後半になるにつれ視聴率が上昇し、全話平均視聴率20.4%を記録。「『あまちゃん』以来の傑作」「面白かった!」など高評価を獲得し、朝ドラ史上に名作として名を刻んだ。(文:嶋田真己)