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ジャック・バウアー俳優も! 『スタンド・バイ・ミー』公開から35年 子役たちの今

映画

映画『スタンド・バイ・ミー』(1986)から35年
映画『スタンド・バイ・ミー』(1986)から35年 写真提供:AFLO

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ウィル・ウィートン

リヴァー・フェニックス

コリー・フェルドマン

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キーファー・サザーランド

ジョン・キューザック

 ベン・E・キングの歌う主題歌とともに甘酸っぱい過去の記憶が蘇る、不朽の名作『スタンド・バイ・ミー』が、今夜の金曜ロードショーにて本編ノーカット放送される。公開から35年の時を経て、子どもから大人になる前の一瞬をみずみずしく演じた子役たちは、今どうしているのか。懐かしいキャラクターと共に振り返る。

【写真】『スタンド・バイ・ミー』子役たち、昔と今を写真で見る

 スティーヴン・キングの小説(英題『The Body(死体)』)を原作に、ロブ・ライナー監督が実写映画化した本作。1959年のアメリカの小さな田舎町を舞台に、12歳の少年4人組の2日間に渡る死体探しの冒険の旅が描かれる。今でも主題歌を耳にすると、どこまでも広がる青空の下、少年たちが線路の上を歩く情景が思い浮かぶ人は少なくないだろう。少年らしい短絡さで、死体を発見してヒーローになろうともくろむ彼ら、それぞれが抱える痛々しい心の傷が少しずつ明かされ、中学入学、進路選択を前に自分の人生と向き合う姿に胸が詰まる。

★ウィル・ウィートン(ゴーディ・ラチャンス役)

 主人公ゴーディは、運動は苦手だが文才があり、自作の物語で仲間を楽しませる少年。しかし、父のお気に入りだった優等生の兄が亡くなり、家では影の存在に。演じるのはウィル・ウィートン。本作の翌年から、大ヒットドラマ『新スタートレック』にウェスリー・クラッシャー役で出演。この役は、ゴーディ役とともに彼の代表作となり、『ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則』では、「スタートレックに出演した元名子役のウィル・ウィートン」役で出演している。またゲームに精通する彼は、演技の傍ら、ボードゲームを紹介する番組や、SFのトピックを伝える情報番組などを製作・出演。作家、ブロガーとしても活躍している。

★リヴァー・フェニックス(クリス・チェンバーズ役)

 ゴーディの親友で頼りになるリーダー、クリスは、劣悪な家庭環境ゆえに受ける差別に心を痛めている。演じるリヴァー・フェニックスは、本作でブレイクした後、ハリソン・フォードの少年時代を演じた『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』やガス・ヴァン・サント監督の『マイ・プライベート・アイダホ』などに出演し、正真正銘の若手スターに。『旅立ちの時』ではアカデミー賞にノミネートされた。しかし、その華々しい活躍もつかの間、1993年、23歳の時にナイトクラブ「ザ・ヴァイパー・ルーム」で薬物を大量摂取し急逝してしまう。それから25年以上経った2020年、死に立ち会った弟のホアキン・フェニックスが、リヴァーのなせなかったアカデミー賞受賞を果たす。受賞スピーチでは、「愛情をもって人を助けに駆けつけろ。そうすれば平和が付いてくる」というリヴァーの言葉が紹介された。彼は、昨年9月に誕生した長男にリヴァーと名付けている。

★コリー・フェルドマン(テディ・ドチャンプ役)

 クリス同様、複雑な家庭事情を抱え、挑発的で自滅的なテディ。演じるコリー・フェルドマンは、この時すでに、『グーニーズ』や『グレムリン』に出演し、子役としてキャリアを築いていた。この後も、『ロストボーイ』や『メイフィールドの怪人たち』などに出演し、人気子役スターの名をほしいままにする。しかし90年代になるとドラッグに溺れ、キャリアも低迷。以後は紆余曲折を経て、今はリアリティ番組や声優など、コンスタントに仕事を続けており、『グーニーズ2』の企画も持ち上がっている。その一方で、子役仲間で親友だった故コリー・ハイムさんと共に、ティーンの頃に性的虐待を受けたことを告発。2020年にはこのことを題材にしたドキュメンタリー『My Truth(原題)』も製作している。

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