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マイケル・ベイ「僕がやっているのは“死にゆく芸術”」 リアル・アクションへのこだわりと進化

映画

ロケの許可取りは大得意!

 『アンビュランス』の舞台は、監督の出生地であり、過去作品でも舞台となってきたロサンゼルス。実際に、すべての撮影をロサンゼルス市内とその周辺で行い、撮影許可を得ることが非常に難しいフリーウェイや、一般道での撮影も実施。ベイ監督が知り尽くしているL.A.の街を、生身の姿でカメラに収めた。ロケの許可取りは、困難を強いられないのだろうか?

 「とても大変だよ! 特に僕が撮影したいと思うところはね」と明かすベイ監督。「僕は説得するのが得意なんだ。おだてるのもうまい」とニヤリ。「普通ならまず許可が下りないスペースシャトルの中で2回も撮らせてもらったし、打ち上げも撮ることができた。ギザのピラミッドも僕が初めて撮ったんだ。それからペトラ遺跡も僕は頂上で撮った。スピルバーグは下からで、僕は頂上からね」と誇らしげに語る。

映画『アンビュランス』場面写真 (C)2022 Universal Studios. All Rights Reserved.
 「今回で言うと、撮影の初日にハイウェイパトロールの警官たちに言ったんだ『君たちも映画に出てほしんだ。ところで高速道路を封鎖できないかな?』ってね」。そうして、ちゃっかりめったに許可が下りない高速道路での撮影に成功したのだという。

 『アンビュランス』は、最新技術による “ベイヘム”映像の新局面が見られるだけでなく、『バッド・ボーイズ』や『ザ・ロック』のような素晴らしいキャラクターたちによる人間ドラマの要素がふんだんに盛り込まれている点も見逃せない。「死にゆく芸術」を極めるマイケル・ベイは、まだまだ進化する。そんな期待に胸躍らせずにはいられない。(取材・文:編集部)

 映画『アンビュランス』は公開中。

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