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和久井映見「また現場で出会えるように」 情熱を持ち続け35年目の女優活動

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和久井映見
和久井映見 クランクイン! 写真:松林満美

 1988年のドラマデビューから、35年目の女優活動となる和久井映見。『妹よ』『ピュア』『バージンロード』と、1990年代のフジテレビ「月9」ドラマを支えてきた存在であり、今も変わらずに支持されている。2019年、21年と「月9」枠で放送され、『劇場版ラジエーションハウス』が公開される窪田正孝主演の『ラジエーションハウス』シリーズでも、主人公・五十嵐唯織を、そしてラジエーションハウスのチームを信じ、見守る、「甘春総合病院」前院長で現循環器内科長の大森渚を好演。和久井自身の放つ穏やかな雰囲気は、渚先生にぴったりだが、インタビューからは、仕事への情熱や強さこそが共通すると感じさせた。

【写真】柔らかい笑みを浮かべる和久井映見 撮り下ろしカット ◆最初に感じたキャラクターの軸がブレないように

 「この現場は、どこにいてもみんなわちゃわちゃしてるんです」とほほ笑みながら口を開いた和久井。その“わちゃわちゃ感”は、これまでに開かれた本シリーズのイベントなどでも充分に伝わっている。「連続ドラマのシーズン1と2があって、そして今回の映画と、時間は空いたりしているのですが、集まった瞬間に、前回が昨日のことのように戻れる。役柄では浅野(和之)さんや高嶋(政宏)さんや私は、ちょっと大人なチームとして一歩離れたところから見守ってる立ち位置なのかもしれませんが、遠藤(憲一)さんは“わちゃわちゃ”チームのメンバーです」とほほ笑む。

『劇場版ラジエーションハウス』 (C)2022 横幕智裕・モリタイシ/集英社・映画「ラジエーションハウス」製作委員会
 映画版でも、そっとチームを支える渚先生。さまざまな局面が描かれるシリーズものだからこその、役を広げ、深めていく感覚があるのかと思いきや、心がけているのは、最初に感じた役の軸をブラさずにいることだという。

 「一番最初に原作コミックを読ませていただいたとき、イラストやセリフから感じる温度や空気、それからスピード感みたいなものが、ちょっと独特だなと思って演じ始めました。そこからドラマが進むにつれて、いろいろな展開があるし、普段の大森渚という人の発する空気とはひと段階違うものも出てきました。そうしたときに、別の人になってしまわないように、最初に自分が演じた大森先生が生かされた状態で、軸がブレないようにという意識を強く持っています。迷うと、最初に原作を読んだときの感覚を思い出しています」と明かす。

◆実写ならではの渚先生の愛らしさも

 怪しげなグッズや食べ物を振る舞う、ドラマファンにはおなじみのお茶目な一面は、実写版ならではの設定。映画版では、そんな愛らしさが爆発するシーンも。灰島院長(高嶋)らを前にした会議室の場面、和久井は、脚本を読んだ時点では「シリアスに演じるのかなと思っていた」と振り返る。

 「リハーサルでは視線も声の出し方も、ちょっと低めに意識して演じてみたのですが、そのあとに、大森先生が“プリプリ!”っと怒るシーンが続くんです。そこにつなげるという意味でも、シリアスなテンションではなく、もっと高いところからポンっと投げられるボールのような軽やかなセリフ回しを鈴木(雅之)監督から要求されているのだなと感じたので、『なるほど』と思って演じました」。和久井が演じることで味付けされ、キャラクターとしての破綻なく、すっと入ってくる、実写ならではの渚先生の愛らしさは必見だ。

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◆スタッフの作品への思いもパワーに変えて

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