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眞栄田郷敦、俳優デビュー3年 強まるこだわり「少しでも違和感があればディスカッションします」

映画

■ デビューから3年 強まるこだわり「少しでも違和感があればディスカッションします」



――音楽の道を諦めたタイミングで、羽住監督の『OVER DRIVE』(2018)の試写会に足を運んだことが俳優業に挑むきっかけになったとお聞きしました。キャリアを重ねて、役者業への取り組み方などに変化はありますか。

眞栄田:音楽の道を志していた頃は、自分が俳優になるなんて全く思い描いていませんでした。デビューするとなったとき、初めてきちんと向き合うと決意したんです。

ところが、最初の頃はとにかく自分のことだけで精いっぱい。今考えると、何に精いっぱいだったのかも思い出せないほどです。今にしてみれば何を考えて役を作り、セリフを言っていたんだろうと思います。

この仕事を始める前と今とでは、作品の見え方も違いますし、自分の感じるいい芝居、好きな芝居というのも分かってきました。理想や目標は高まる一方です。知識を含め見えるものが増えてきているからこそ、自分自身に対して求めるものも増えているんだと思います。

どの現場でも自分の役や作品に対して、とことんこだわりを持っていたいですし、そこは大事にしたい。キャラクターやセリフや展開、動きに少しでも違和感を覚えれば、監督とめちゃくちゃディスカッションしています。そうやって現場で監督やスタッフ、共演者と話し合いながら、みんなで作っていく感覚が好きなんだと思います。

――橋本さんとは映画『午前0時、キスしに来てよ』(2019)以来の共演なので、ご自身の変化を、より感じられたかもしれませんね。

眞栄田:『ゼロキス』の頃のことは、実はあまり覚えてないんです。でも再共演ということで、めちゃくちゃ気合いが入っていました。あの頃の自分は、まだ何も分かっていませんでしたが、思い返してみて、「何かを得て成長できたか?」と自分に問うと、自信を持って「はい」と言えます。(取材・文:望月ふみ 写真:池村隆司)

 映画『カラダ探し』は公開中。

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