クランクイン!

  • クラインイン!トレンド

綾瀬はるか、「あけましておめでとう」からいきなり木村拓哉とラブシーン 「恥ずかしいと言ってられない(笑)」

映画

■「あけましておめでとう」でいきなり小屋でのラブシーン

 一方、木村が演じた信長については、印象がどんどん変わっていったことを明かす。

 「最初はちょっと威張ってばかりで、中身がない、うつけだと思っていましたし、初夜のシーンなんか濃姫の方が圧倒的に強いですから、ちょっと小バカにしつつも、『可愛らしい信長だな』と思っていたんですね。でも、背負うものがどんどん増えていく中で、かっこいい信長様だと思うようになっていきました。濃姫に対しては深い愛情を持っていて、頼もしいのに、どんどん違った方向に暴走していく木村さんの演技には奥深いものがありましたね。濃姫はある出来事から次第に『夫婦』を強く意識するようになり、一緒にいたいという思いが強まっていくのに、止められない信長がいて。最初に天下統一を目指すというのは、濃姫自身も言っていたことだけど、その目標の隣にいるのはもう自分じゃないということもわかっている。だったら自分はもうそばにいないほうが良いと考えた濃姫の選択は、私も共感できるところがあります」。


 コントのような初夜のシーンをはじめ、前半では息がピタリと合ったアクションシーンの数々を披露している。

 「初夜のシーンなども、動きはアクションチームが型を作ってくれるのですが、「実際に着物でやってみると、『そんなに足を広げられないよね』『だったらこういう動きに変えた方がいいんじゃないか』『もうちょっとこう動いてもらえるとやりやすい』といった意見をお互いに出しあいながら、作っていきました」。

 信長と濃姫の小屋でのラブシーンも印象的だったが、実はこんな撮影裏話も。

 「スケジュールの関係で、ラブシーンだけが年を越しちゃったんです。今回は撮影する場所も多岐にわたって、京都の撮影所でスタンバイして、車で何時間かかけて移動して撮影して、次は東京に戻るためにまた何時間か移動…とやっていたら、スケジュールを色々と調整しなければならなくなってしまって。それで、ラブシーンだけは年が明けてから『あけましておめでとうございます』からいきなりといった感じで。恥ずかしさはありましたが、そんなことは言っていられないですから(笑)」。

次ページ

■木村拓哉は熱意も集中力も常にMAX 自身は「スロースターターなのかな(笑)」

2ページ(全3ページ中)

この記事の写真を見る

関連記事

あわせて読みたい


最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る