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『日本統一』本宮泰風&山口祥行、ハードル乗り越え地上波連ドラ化に感慨 女性ファン増加も「狙ってはいけない」

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◆50代を迎え心境に変化「ある程度、年を自覚しなきゃダメ」


山口祥行
――今年でシリーズ誕生10周年を迎えられます。

山口:こんなに長く続くと思ってなかったしね、はじめは10本くらいで止めようとしてたもんね。

本宮:だいたいそれくらいで終わるものなんですよね、シリーズって。いろんないい偶然が重なってここまで来れたんですけど、振り返ってみると長かったですね。

僕らも40歳から50歳になり、みんなそれぞれプライベートで変化があって、若い奴らも結婚したり子どもができたりして、あの頃に生まれた子どもがこんなになったんだとか、そういうことを考えたら、やっぱり10年って長いんだなって。監督も病気をされたり…。

山口:順風満帆じゃなかったもんね。

本宮:うん。共演した方も亡くなられたり、業界辞められた方もいますしね。

――今お話がありましたが、50代を迎えられて、何か心境の変化はありましたか?

本宮:ある程度、年を自覚しなきゃダメだなっていうところですかね。気持ちは若くいるんですけど、でも僕らってどう見られているかが大事なんで。自分の年を自覚せず、いつまでも若い子たちがやっているようなヒーローものを僕たちがやるわけにもいかないんで。この年になって初めて、そういうことを気にしていかないといけないのかなって思うようになったところはありますね。

『日本統一』でも、40歳くらいの時に始めたことと、今同じことをやっていちゃダメなんだ、それは視聴者の人が許してくれないんじゃないかなっていう気がしています。

山口:僕はなるべくアクションやりたくないですね(笑)。体も動かなくなってきたし、50歳になって開き直るようになりました。あとは、あんまり緊張しなくなりましたね。

本宮:もともとしねえだろ!(笑)

山口:自然体でいければいいかなと、年相応に。

本宮泰風
――本宮さん、山口さんそれぞれのここは敵わないなと思うところはありますか?

山口:見た目もそうですけど、泰風は出会った時からずっとリーダー的存在なんで。僕にはそういうことができないから、魅力的に感じますね。あと、こう見えて優しいんです! 表に出さないだけで。

本宮:山口さんの見習わなければいけないところは、後輩からアクションがしやすいところですね。コミュニケーションを取りやすいというか。僕に言えないことでも、山口さんになら相談できる。後輩にも愛されてるんですよ。

――では、最後に視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。

山口:泰風が構成したテーマが“正義”なんで、表で動ける正義と、裏で動ける正義っていう2つの“正義”を楽しんでください。

『日本統一』を初めて見てもらえる方には、ヤクザと警察が共存する物語というのは今の日本のドラマではなかなかないと思うので、日本の深夜ドラマなんだけど、ちょっと海外物のストーリーみたいなところを楽しんでいただければ。

これまで応援してくださっているファンの方は、いつもの日本統一とはちょっと違った新しい風が吹いているので、そこに期待してください。

本宮:今回、今までになかった警察のバディ2人(青柳翔と藤原樹)が加わり、彼らの活躍もかっこよく撮ることができたので、楽しんでいただけると思います。

シリーズからのファンの方は、作品とは別になっちゃいますが、イベントだったり、いろんな企画を用意していますので、そのあたりも楽しみにしていてください。

(取材・文:編集部 写真:高野広美)

 ドラマ『日本統一 関東編』は、日本テレビにて4月13日より毎週木曜24時59分放送。4月6日0時よりHulu・U‐NEXT・Amazon Prime Videoにて『日本統一 関東編ノーカット完全版(特典映像付き)』配信中。

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