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森尾由美、デビュー40周年 「売れなかったから仲がいい」“不作の83年組”を支える絆

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■「20歳で辞めるつもりだった」転機を経てコツコツと積み上げることの大切さを実感



 「芸能活動は20歳で辞めて、保母さんになろうと思っていた」という森尾だが、高校を卒業できなくなり、母親から「芸能活動を一生懸命にやるならば、高校を卒業しなくてもいいよ」と言われたことが、意地っ張りのスイッチを押したという。「どうしても高校を出たくなってしまって、事務所の社長にお願いしてお仕事をセーブさせていただいて。定時制の高校に通い始めて、21歳になる年にやっと高校を卒業できました。社長に無理を言って高校に通わせてもらったので、今度は『社長に恩返ししたい』という気持ちでお仕事をしていました」と回想。

 そんな森尾が、自らの意志で仕事に本気で打ち込むようになったのは、バラエティ番組『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』にレギュラー出演を果たした頃だと話す。

 「どういう方向でお仕事をしていったらいいのか、悩んでいた時期でした。バラエティ番組に懸けている皆さんの熱量や意気込みを感じて、私はなんて中途半端な、甘い気持ちでお仕事をしていたんだろうと気付かされました。たけし軍団の方々にも、『レギュラーの椅子に座れていることはすごいことなんだ』と声をかけていただいて、仕事に対しての責任感や重みをひしひしと感じて。この世界にいるならば、ちゃんとしなければと気を引き締めました」としみじみ。

 さらに結婚・出産を経験しながら、仕事も精力的に続け、『はやく起きた朝は…』や『大好き!五つ子』シリーズなど、人気の長寿番組に恵まれた。仕事に臨む上で大切にしてきたのは、みんなとものづくりをしているんだという、輪を大切にする気持ち。そして「私は気負いすぎると空回りしてしまうので、気負いすぎず。そして小さくてもいいので、その日できることをコツコツと積み重ねていくこと」だと語る。

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