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あのちゃん、マルチな活躍で魅せるたくさんの“顔”「僕からしたら全部本当の自分」

映画

あの
あの クランクイン! 写真:松林満美

 歌手のあのが映画初主演を務めた『鯨の骨』が、10月13日に公開を迎える。近年、アーティスト活動はもちろん、ドラマや映画などでの俳優活動、さらにはバラエティ番組への出演など、マルチな活動が目立つ彼女。とかく“肩書”で人をくくりたくなるものだが、あのは「僕からしたら全部本当の自分」とさまざまな場面で見せる“色”を楽しんでいるようだ。

【写真】真っ赤なワンピがかわいい あのちゃん撮りおろしショット

■監督から“発声の仕方”を徹底指導「僕のしゃべり方は、人間ぽくないみたいで(笑)」

 過去にも映画やドラマの出演があるあのが、落合モトキと共に初となる主演として臨んだ映画『鯨の骨』。本作は、アカデミー賞で脚色賞にノミネートされた『ドライブ・マイ・カー』で濱口竜介監督と共に共同執筆をした大江崇允が監督を務めたミステリアスな迷宮ファンタジーだ。

(C)2023『鯨の骨』製作委員会
 本作であのは、拡張現実(AR)アプリ「王様の耳はロバの耳(通称ミミ)」でカリスマ的な人気を誇る“明日香”として、現実と幻想のはざまにいる人物を演じた。脚本を読んだ際「パッと映像が理解できない難しさを感じたのですが、だからこそ映像化したら面白そう」と興味を持ったという。

 拡張現実の世界の存在という難役。あのは「明日香は、幻想の世界にいるという意味では、1枚フィルターをかけているような見え方になるように目線を据えるなど意識をしました」と脚本を読んでイメージした明日香像を表現したという。一方で、発声の仕方など根本的な部分は大江監督から徹底的に指導された。


 「普段の僕のしゃべり方は、人間ぽくないみたいで(笑)。結構徹底的に発声は叩き直されました。僕の声は相手に届かないようで、基本的に声を打ち当てるというレッスンを結構やりました」。

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■演技と音楽製作は「別の脳だけど、すごく近い」

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