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長澤まさみ、実はラブストーリーは苦手 でも新作は「自分が演じるためにある感じがした」

映画

◆念願のカメラを注文中



――本作では、ウユニ塩湖、プラハ、アイスランドの絶景も見どころの1つです。長澤さんがこれまで旅した場所で忘れられない風景はありますか?

長澤:ブラジルですね。CMの仕事で行ったちょうど次の週からリオのカーニバルが始まるというので、これは見るしかないと延泊して。いつか見てみたいと思ってたんですよね。熱気がすごかったです。カーニバルって大きい通りを何時間もかけて練り歩くんですけど、街中でもみんなが踊り始めて、その踊り始めたところが輪になって、いたるところで“プチカーニバル”が始まるんです。

踊るってことに対しての情熱と生命力みたいなものを感じて、うれしいとか楽しいを言葉と同じように踊りで表現して、踊ることが自分のアイデンティティみたいになっていることにびっくりしました。「こんな情熱、私にはあったっけ!?」と思うくらい、いい経験でした。


――本作では、“カメラ”も重要なモチーフとして登場します。

長澤:実は今年始めようと思っていて、カメラを頼んでいるんです(笑)。前々からカメラはどこかのタイミングで買うとは決めていて。

きっかけは、昨年京都でお寺巡りをしていた時に、カップルの女性が写真を撮っていたんですね。彼のほうはベンチに座って、急かすわけでもなくただ待って、その時間を楽しんでいて。その2人を見た時に、「ああ、いいな。いい時間の使い方だな」と思ったんですよね。その時その時を大切にしようとシャッターを切っている彼女もステキに見えたし、その時間をいい時間だなと待ってあげて共有している男性の佇まいもステキで。そうやって時間を堪能する2人の姿を見たときに、“これは私もカメラで何かを収める時がきた!”と思って(笑)。

スマホで動画を撮るのも結構好きなんです。周囲の人のおかしな瞬間を撮るのが好きで、後で見返してププって笑ったりしています(笑)。

(取材・文:田中ハルマ 写真:高野広美)

 映画『四月になれば彼女は』は、公開中。

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