浜辺美波、「東宝シンデレラ」オーディションを回顧 25歳の展望も語る
また人には様々な側面があり、一部の切り取られた情報や見え方でディスコミュニケーションが起きることも。人と接する際に特に意識していることを聞くと、「“この人はこういう人”と決めつけないようにしています」と明かす。
「決めつけてしまうと、自分が思ってもいなかった側面を見た時に裏切られたと感じたり、全部が信じられなくなったり、それ以外の面をなかなか受け入れられなくなってしまうことが多い気がしていて。仲が良ければ相手を知っていると思いがちだけれど、私がこうだと思っていることが相手によっては違うかもしれない。なので、相手は自分と違う人間ということを尊重した上で、決めつけずにコミュニケーションをとることを大事にしています。気の置けない関係だからこそ、順序を飛ばさないなど、ささいな気遣いも大切かなと。役作りにおいても型にはめないで考えるようにしています」。
ちなみに世間が抱く自身のイメージに対しても「決めつけてほしくない」という思いが。「私は仕事で自分らしい何かを出すことがあまりないので、しっかりしていて、ある程度普通に何でもできそうというイメージを持たれがちで。だけど休みの日は一日中寝ていますし、部屋は汚いわけではないけど隅々までキレイというわけでもないし、掃除もできるならしたくない。物事を後回しにする性格だし、ずぼらでだらしない。全部に対して『期待しないでほしい』と思ったりします」と本音を吐露。
また「これから人と関係を築くとき、『普通より何もできない人』と思ってもらうぐらいの方がいいかなと思っていて。ハードルを下げたいんです(笑)。友達が家に遊びに来るときは『本当に汚いから』と伝えることで、『意外ときれいじゃん』という方向にもっていきたい(笑)」といたずらな顏で明かしてくれた。