平野綾、胸にあふれる『ベルばら』愛 現地を訪れマリー・アントワネットの孤独を体感
子役からキャリアをスタートさせ、声優としてブレイク。舞台俳優としても、確固たる地位を築いてきた平野綾。池田理代子による不朽の名作を完全新作としてよみがえらせる劇場アニメ『ベルサイユのばら』では、気高く優美な王妃マリー・アントワネット(以下、アントワネット)役に抜擢され、激動の人生を体現している。歌唱シーンも交えてドラマチックな愛の物語を描く本作では、アントワネットとして歌声も響かせている平野は「すべての経験が糧となって、パフォーマンスに繋がっているんだと思いました」としみじみ。もともと原作ファンだったという平野が“『ベルばら』愛”をたっぷりとあふれさせるとともに、「好きな言葉は“初志貫徹”」と力強く邁進する原動力を語った。

クランクイン! 写真:高野広美