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JO1・豆原一成、デビューから5年 溜めてきた経験値をどのように使うか、ここからが勝負

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JO1・豆原一成
JO1・豆原一成 クランクイン! 写真:高野広美

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豆原一成

JO1

 今年デビュー5周年を迎え、ワールドツアーや東京ドーム単独公演を成功させるなどその勢いはとどまるところを知らないJO1。11人のメンバーの中でも演技の仕事に積極的にチャレンジする豆原一成が、映画『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』で大ベテラン・市毛良枝とW主演を務め、俳優としてまた新たな一歩を刻む。「プレッシャーもあった」と笑顔で撮影を振り返る豆原に本作出演で得たもの、そしてデビューからの5年の日々について話を聞いた。

【写真】ビジュ最強! かわいさとカッコよさあふれる豆原一成撮りおろしショット!

◆市毛良枝とのW主演にプレッシャー

 本作は、大学生の拓磨が、夫を亡くした祖母・文子を気遣って同居を始めたものの、同じ学び舎で学ぶ日々をともに過ごすうちに、逆に祖母から元気をもらっていく姿を描く家族の物語。

 豆原は、祖母との日々の中で夢を見つけていく、コーヒーにだけはこだわりがある、ちょっと頼りなくて優しい大学生の孫・拓磨を演じる。一方、44年ぶりの映画主演となる市毛は、ピュアな好奇心を解き放ち、若い頃の夢だった「学び」を楽しんで世界を広げていくチャーミングな祖母・文子に扮し、豆原と共に物語を優しく軽やかに彩る。

映画『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』場面写真 (C)2025「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」
――本作出演のお話を聞かれた時のお気持ちはいかがでしたか?

豆原:「自分で大丈夫かな?」と思いました。市毛さんとW主演で、名だたる俳優さんたちとご一緒するということで、正直「えー!」っていう感じでした。

プレッシャーも感じましたし、結構悩みました。でも、こんな経験ができることはない、市毛さんとお芝居できるなんて自分にとっていい経験だしプラスでしかないと思ったので、「やらせていただきます!」とお返事しました。

――脚本を読まれて、どんな印象をお持ちになりましたか?

豆原:日常に潜んでいるお話を切り取った作品だなと思いました。その中で家族や、学び、夢と、誰しもが直面する問題に登場人物がしっかり向き合っているんです。人とのつながりや家族のつながりってすごく大切なんだなと改めて感じました。

映画『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』場面写真 (C)2025「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」
――拓磨は素直で真っすぐな本当にいい子ですよね。

豆原:確かに(笑)。拓磨なりの素直さがあるので、すごく素敵だなと思いました。

でも、それこそいい子すぎて、生きるのが不器用なところがあるんですよね。自分の弱さを理解してはいるんですけど、なかなか自分から踏み出せなくてちょっともがいている感じは、今の若い世代の方にも多いのかなと思いますし、共感してもらえるキャラクターだと思います。

――ご自身と似ている点はありますか?

豆原:好きなことに対して熱量がすごいところは似ているなと思いました。おばあちゃんにコーヒーを淹れている時に熱心にいろいろとしゃべるんですけど、自分も好きなことに対して熱量が高いので、あの雰囲気は似ているなと思いました。

――豆原さんを熱量高くさせてしまう、好きなものとは?

豆原:僕はトレーニングが大好きで、体作りが趣味なんです。市毛さんもアグレッシブな方でいろいろとやられているそうで、撮影中は筋肉の話で盛り上がったのが楽しかったです。

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◆夢と現実の間でもがく拓磨は昔の自分に近い

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