井ノ原快彦、『映画 すみっコぐらし』新キャラ”おうじ”&”おつきのコ”のバディ感に感動 自身に感じる“王子”要素も告白
井ノ原快彦がナレーションを務める大ヒットアニメシリーズの第4弾『映画 すみっコぐらし 空の王国とふたりのコ』が10月31日に公開される。すっかりおなじみとなった本上まなみとのタッグでキャラクターたちの奮闘を温かく見守る井ノ原に、最新作の見どころやすみっコたちが愛され続ける理由を聞いた。
【写真】イノッチの優しいオーラに癒やされる! 井ノ原快彦、インタビュー撮りおろしショット
◆新キャラ“おうじ”&“おつきのコ”のバディ感に感動
すみっコたちの暮らす町に雨が続いていたある日、空からおうじが落ちてくる。おうじに頼まれて水不足になった雲の上を助けるため、すみっコたちが空の王国で大冒険を繰り広げる。
『映画 すみっコぐらし 空の王国とふたりのコ』ポスタービジュアル (C)2025 日本すみっコぐらし協会映画部
――井ノ原さんと本上さんの声が欠かせない本シリーズ。収録を終えての感想はいかがですか?
井ノ原:改めて特殊な映画だなって思いました。ひとりで全部説明するのではなく、本上さんとのすみ分けも面白いし、それぞれのすみっコたちを輝かせられたらいいなっていうようなナレーションが入ってくるんですよね。今回は特に、画面に文字が多くて、お子さんもそうですけど、大人もいつのまにか吸い込まれるような感じの作りになっていると思います。
――ナレーションにはどんな気持ちで臨まれていますか?
井ノ原:基本見守るスタイルで。「じゃ、俺、誰なんだ?」っていう感じですが(笑)、もうひとりのすみっコみたいに思ってもらえたらいいなって思いながらやっています。彼らが思っているようなことを代弁するというか、フワっと音としてみなさんに届けられるような立場であればいいなという気持ちですね。
『映画 すみっコぐらし 空の王国とふたりのコ』場面写真 (C)2025 日本すみっコぐらし協会映画部
――今回は、“ふたりのコ”空の王国のおうじとおつきのコが新キャラクターとして登場します。
井ノ原:おうじとおつきのコは、2人でひとつなんだなというバディ感があるんですよね。おうじはおつきのコを守ろうとするし、おつきのコはおうじを守ろうとする。お互いを思いやってるのがわかるんだけど、おうじはおうじで頑張りすぎちゃうんですよね。もっと任せてもいいんだなということをすみっコたちに気づかされたり、冒険を経て2人の関係がより深くなって、自分を大事にすることが互いを大事にすることにつながると気づいていくところが素敵だなと思いました。バディ関係というか、どっちも友達だと思ってる感じなんですよね。そこもすごくいいなぁと思いました。
おうじとおつきのコはライオンとヒツジがモチーフのキャラクターなんです。おうじのたてがみは、まだ生えてきていないから雲を付けているらしいんですけど、これから本物の毛が生えそろったときにきっとおうさまになるんでしょうね。そんなところもかわいいキャラクターとなっています。
――空の王国が舞台となりますが、アミューズメントパークのようで、すみっコたちが繰り広げる冒険がすごく楽しそうでした。
井ノ原:本当ですよね。すみっコたちがいろんなことに立ち向かっていくんですけど、観ている感じはすごく楽しいんですよね。モンスターが出てきたりと大変な冒険なんですけど、そのモンスターの逃げる姿がまたかわいくて! 空の王国に行けたら楽しいだろうなと思って観ていました。

