中島史恵57歳、グラビアは「ご依頼をいただける限り続けたい」 衰え知らずの“抜群プロポーション”で挑んだ最新写真集
中島史恵
昨今はルッキズムやコンプライアンスを重視する風潮が強まり、外見を褒めること自体が憚られるようになっている。「褒めることがセクシャルハラスメントになってしまうこともあり、難しいですよね。そう言われるのは嬉しいですし、気を使って喋らなくなるのは寂しいですよね。本当に素敵だと思って『ハリがあってお綺麗な体ですね』と言うのもセクシャルな表現になってしまうこともあるようで……」とぽつり。
時代の変化を冷静に見つめ、「昭和は、より近いスキンシップもありましたよね。でも今は、ちょっとしたことでもコンプライアンスでアウトになってしまう。もちろん、嫌なことはしてはいけませんが、あまり神経質になりすぎるのもどうなのかな……と思います」と違和感について語りつつも、「時代によって難しいところはありますが、今回のタイトルは『感じる史恵』ですので、自分が感じた感覚や言葉を表現しました!」と明るい笑顔を見せた。
今作の撮影では、かつての不思議な縁が結実した瞬間もあった。インタビューの最後に明かしてくれたのはまさかのエピソード。「私が39歳くらいの頃、酔って道で寝てしまったのを助けてくれたのが今回のカメラマンさんなんです。それまで仕事をしたことはなかったのですが、その後にお仕事でご一緒させていただくようになり、今回写真集をお願いするという縁がありました。私がシャンパンを飲んでいるカットがあるのですが、当時のことを思い出すと感慨深いですね(笑)」。
57歳にして「天井」を決めず、チームとともに究極の美を追求し続ける中島。コンプラ重視の窮屈な時代に、美しさを素直に喜び、表現へと昇華させる彼女の等身大の姿は、年齢を重ねることへの希望そのものなのではないだろうか。(取材・文:磯部正和 写真:高野広美)
中島史恵の最新写真集『#57 ~感じる史恵~ 中島史恵写真集』は双葉社より発売中。
中島史恵、最新写真集『#57 ~感じる史恵~ 中島史恵写真集』書影(帯アリ) (C)Futabasha Publishers Ltd.2026

