Snow Man佐久間大介、ダンスに貫く自己肯定「自分が一番うまいと思って踊っています」
関連 :
ダンスチームを結成する、椎名桔平、中本悠太(NCT)、青柳翔、小沢仁志という個性豊かな4人と共演した印象について「桔平さんは最初ほんとに怖かったです(笑)」と振り返る。
「最初の顔合わせがダンスレッスンだったんですけど、独特の空気感でいらっしゃって。どうやって仲良くなろうか考えていたら、“小沢の兄貴”がすごく気さくに接してくださって。『踊れねえよ』とか言ってくれるんです。ムードメーカーになって、桔平さんをいじったりもして。おかげで僕も自然にやり取りできるようになりました」。
映画『スペシャルズ』場面写真 (C)2026「スペシャルズ」フィルムパートナーズ
最初は緊張していた椎名とも、すっかり打ち解けた様子だ。「桔平さんに『撮りましょうよ~』ってダンス練習の動画撮影に誘うと、最初は『やだよー』って言うんですけど、無理やり手を引っ張っていくとめちゃくちゃノリノリでやってくれました。実はかわいい一面がたくさんある方でした。小沢の兄貴のおかげです」と感謝した。
普段Snow Manとして活動する佐久間にとって、“チームでひとつになる感覚”は身近なものだ。本作の“スペシャルズ”についても「何かに向けて練習して取り組むことで、一体感が生まれていきました」と振り返る。「作品の中でもそうですが、最初にダンスの練習から入れたことが大きかったと思います。芝居のシーンを重ねつつ、ダンスでは事前に集まって確認し合ったり。その時間が自然と増えていって、仲間意識につながった。“スペシャルズ”というチームの説得力にもつながったと思います」。
では、座長として意識したことは何だったのか。
「僕の中の座長のイメージは、土屋太鳳ちゃん。『令和のジャンヌダルク』と呼ばせてもらってるくらい、みんなを引っ張っていくタイプ。でも、自分は違うなと、参考にするのはやめました(笑)。考えたときに出てきたのが、“調和”。Snow Manの中でも、僕は調和を一番大事にしています。みんなで楽しむことが一番重要。座長だけど、みんなが主役でいられる現場にしたかった」。
映画『スペシャルズ』場面写真 (C)2026「スペシャルズ」フィルムパートナーズ
調和を生むために、積極的に行ったのが差し入れだ。「差し入れめちゃくちゃしました(笑)。よくSnow ManのMVでお願いしているおいしいケータリングを2軒ぐらい入れたり、別日にアイスやコーヒーを入れたり。プロの方々が集まって仕事をしてくださっているので、少しでもお返ししたいと思って」と語る言葉に、なんとも彼らしい気遣いがのぞいた。
“自分が一番うまいと思って踊る”と言い切れるほどの強い自己肯定と、現場では「和」を何よりも大切にする姿勢。一見対照的に思えるその両面を、どちらも自然体で持ち合わせているところが、佐久間大介という人の面白さ。その在り方がチームを支える力になっていることは間違いない。これから彼がどんな場所で、どんな表情を見せてくれるのか――その歩みを追いかける楽しみは、ますます大きくなっていきそうだ。(取材・文:川辺想子 写真:山田健史)
映画『スペシャルズ』は、3月6日より公開。

