市川染五郎、祖父&父に続く『ハムレット』挑戦 初舞台の當真あみに送るアドバイスとは?
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――演じられるハムレット、オフィーリアについてどんなイメージをお持ちですか?
染五郎:デンマークにも行ってきまして、モデルとなったお城にも足を運んだのですが、こういった空間に住んでいたんだ、この中に生活というものがあったんだという感覚を味わえて不思議な気持ちになりました。役を作り上げる上でデンマークの空気感を実際に感じられたのはとても大きかったと思います。
デヴィッド・ルヴォーさんが、現代にやる意味をきっちり考えてやりたいということをおっしゃっていて。やらせていただく側としても、きっちり現代の方の心に届くものにしたいですし、何か新しい、見たことがない解釈やカラーの『ハムレット』を作っていきたいので、ルヴォーさんともお話しながら模索していけたらいいなと思ってます。
當真:オフィーリアは演じる人や見方によってすごく印象が変わってくる女性だと思います。すごく悲劇的な終わり方をする可哀想な女性だとも思いますし、彼女なりに動いた結果であって勇ましい姿にも見えるかもしれない。そういう要素をいろいろな視点から探してオフィーリアを作っていきたいです。
――染五郎さんはストレートプレイ初出演となりますが、どんな面白さがあるだろうと想像されていますか?
染五郎:映像作品ではありますが、歌舞伎だと女性も男性が演じるので、そもそも女優さんと舞台で一緒に立つというのが今まであまりなく、そこがまず新鮮ですね。海外の演出家の方に演出していただくのも初めてですし、全体的に新鮮な体験になるのだろうなと想像しています。
――座長として心がけたいこと、大切にしたいことはありますか?
染五郎:主役をやらせていただく身としては、しっかり作品全体も見て、自分のところだけではなく思ったことがあればルヴォーさんにぶつけたいなと思っています。もちろん主役だろうがそうでなかろうが熱量は一緒ですが、主役にしかない責任というものはやはりあると思うので、その部分をきっちりと背負い、稽古期間も含めてちゃんと中心にいられるようにしたいなと思っています。

