乃木坂46・中西アルノ、『惡の華』の“鬱屈とした思春期”に共感 「大人への些細な反抗みたいな」
乃木坂46・中西アルノが、鈴木福とあののW主演ドラマ『惡の華』(テレ東系/毎週木曜深夜24時)で常磐文役を演じる。常磐は、本作の高校編で春日高男(鈴木)と出会うキーパーソン。「私と似ているからこそ難しかった」と撮影を振り返る中西に、共演者たちから得た学びや、今後の俳優業への意欲を聞いた。
【写真】乃木坂46・中西アルノ、美しさ全開のインタビュー撮り下ろし 全身ショットも(10枚)
■『惡の華』と重なる過去
ドラマ『惡の華』場面カット (C)「惡の華」製作委員会2026 (C)押見修造/講談社
――今回のドラマ出演が決まった時の感想をお聞かせください。
中西:この作品のことはもちろん知っていたので、とにかく「私に務まるかな」と不安でした。同期で漫画が好きな池田瑛紗ちゃんに話した時も「あの有名な作品に出るの!?」と驚かれました。原作ファンの方もとても根強い作品だと思うので、どう形にしていこうかとすごく悩んだ記憶があります。
――作品の印象はいかがですか?
中西:この作品ほど激しい思春期を送ってきたわけではありませんが、私も学生時代はちょっと生きづらさのようなものを抱えていた節があるので、自分と重なる部分もありました。それは私だけじゃなく、きっと誰の心にもあることだと思うので、そういった人たちの心に触れるような作品だなと思っています。
――今作で演じる常磐文はどんな人物なのでしょうか。
中西:「明るく社交的」と紹介されることが多いですが、それだけじゃないのが彼女の魅力。すごく思慮深い子だなと思います。人に言えない秘密を抱えていて、春日のために行動するガッツや無鉄砲さもある、かっこいい女の子です。
中西アルノ
――ご自身と似ているところや、共感できるところはありますか?
中西:常磐が本をすごく好きなように、私は映画がすごく大好きなんです。中高生の頃には年に500から600本ぐらい観ていたほど。ただ、当時それを誰かに打ち明けたことはないので、共感できる人にはなかなか出会えなくて。私は“春日”には出会えなかったけど、常磐が出会ってくれた。私の別の未来を見ているかのような気持ちになりました。
――役を演じるにあたって、どんな準備をされましたか?
中西:私は『惡の華』を映画から知って、そこから原作へたどり着き、その後にアニメも拝見しました。常磐に共感したいという思いから、不慣れながら本も読んだりして、活字が以前よりも好きになりました。いろんなアプローチで常磐になろうとしていました。
――難しかった点、苦戦したところはありますか?
中西:常磐はすごく私と似ているなと思うんです。似ているからこそ、“中西アルノ”である瞬間があるように自分では感じてしまったんです。近いけれど同じ人間ではないからこその乖離というか。彼女だけが抱える葛藤を、試行錯誤しながら表現しました。すごく難しかったです。
――表現の上で、ご自身で意識されていたことはありますか?
中西:原作の中で「常磐は目がいいよな」という男子のセリフがあるので、目が印象的なキャラクターにしたい思いがありました。お芝居の時もそうですし、メイクの力も借りて。まつ毛などはメイクさんもこだわってくださっていた記憶があります。

