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三浦透子、30歳を前に「年齢と自分の感覚が馴染んできてる」 リスペクトを持って演じた島倉千代子役の反響に安堵

舞台

◆舞台、映像、音楽、バランスよく臨めている感覚がある



――演出を務められる栗山さんとは三回目の顔合わせ。栗山さんの演出作に臨む際は、ワクワク、ドキドキ、ビクビク、どんな感情が大きいですか?

三浦:全部(笑)。楽しみもすごくあるんですけど、決して楽しみだけじゃないんです。タフな稽古場になることは分かっているので、いつも気合いを入れて臨みます。

――初めてのタッグは、紀伊國屋演劇賞 個人賞や読売演劇大賞 優秀女優賞を受賞された『ロスメルスホルム』でしたが、栗山さんの稽古場で驚かれたことはありましたか?

三浦:栗山さんの演出についてよく話されることだと思いますが、稽古時間がとにかく短いんです。1日の稽古時間が短くて、でも1日に進むスピードがものすごく早くて。とにかく密度が高くて、一瞬たりとも気が抜けないというか。ものすごい集中力で全体が進んでいくから、稽古が短いのではなくこの密度で何時間もできないからなんだと分かってしまうくらい、濃い時間でした。

海外戯曲も初めてだったんです。なので、セリフも自分にとってはちょっと新鮮な言い回しがあったり、難しい内容だったので、チャレンジングな現場でしたね。

――濃密な稽古場に今回は1人で立ち向かうことになります。

三浦:栗山さんの稽古場は成長できる場所で、とても学びが多いですし、鍛えられる。本当にできるのだろうかと思ってしまう自分が全くいないかといえば、そうではないですけど、栗山さんを信頼していますし、その栗山さんができると思ったから声をかけてくださったと思うので、その自分を信じて頑張ろうと思っています。


――三浦さんにとって舞台とはどんな存在ですか?

三浦:好きですね。ちゃんと時間をかけて本と向き合ったり、共演している方々と話したりできるって、すごく贅沢な時間だなっていうのを、映像をやっているからこそより感じるといいますか。

映像は本当にものすごいスピードで進んでいくんですよね。その奇跡の一瞬みたいなものを切り取っていく芸術にも、私はとても魅力を感じているし、映像の現場も文化も大好きなんです。でもそういう現場に長くいたからこそ、こうやって長い時間をかけてチームを築きながら作品を深めていく、幕が開いてからも何度も何度もその作品と繰り返し向き合う舞台は、最初はとても新鮮で難しいことだらけでした。映像の現場では1回できればよかったことが、舞台だと1回の奇跡ではダメで、何回も確実にその奇跡をちゃんと狙って起こさなくてはいけない。そこにすごくプロフェッショナルを感じるというか、カッコいいなって舞台を続けられている方を観て思ったので、自分もそのカッコよさを手に入れられたらいいなと積極的に舞台に挑戦するようにしています。

映像と舞台、どっちもやるというのが自分にとっては大事で。特に今年は、映像、舞台、音楽をバランスよくできている感覚があります。3つやるといっても体は1つなので、その辺の自分の体調やキャパを測る1年というか、どんな形でやっていくのが一番心地いいかを考えている時期なのかなと思います。

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◆大反響の島倉千代子役はモノマネじゃなくリスペクトを持って体当たり

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