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GACKT、「俳優」を続ける理由は緒形拳への想い

映画

 常に高い目標を掲げ、それをクリアしていくストイックな印象があるGACKT。現場でも、自然と求められるものは高くなっていくようで「白馬に乗るシーンがあったのですが、最初はスタッフも『こういうこと出来ますか?』って恐る恐る聞いてくるのですが、撮影が進んでいくと監督が『この白線でぴったり止まってください』とか平気で言い出すんですよ。心の中で『そんな簡単に言うなよ……』って。結構困るんですよね(笑)」。

 2010年に製作された映画『BUNRAKU』ではハリウッド進出も果たした。「今後も機会があれば出たいですね」と出演への思いを語ったGACKTだが、それには“タイミング”と“縁”が重要だと言う。「色々な方に応援していただいているので、前向きには考えているのですが、準備期間から考えると、少なくても半年以上は必要だし、長いものだと2年ぐらいの時間を要しますからね。(他の仕事で)待たせなくてはならない人も増えてしまいます。かと言って、スケジュールを優先するのも違う。ボクは自分が携わった作品は必ずいい形でやりたいという想いがあります。どんなにギャラが良くても、自分の時間と換算した時に、かけがえのない時間をそこに費やせるかどうかが重要。自分が面白くないと思った作品には携われない。そういう意味ではやっぱり縁とタイミングが大切」。

 強い存在感と行動力-。GACKTにはそんなイメージがあるが、本作にちなんで“悪夢”について問いかけると「しょっちゅう見ますよ。でもあまり夢の意味とかは考えないかな」と強い眼差しを向けた。「ボクは夢を考えることより、行動することが大切だと捉えてます。悪夢って意味を求めてしまうと前に進めなくなってしまうでしょ? そういうのってあまり好きじゃない。常に行動して、その中から自分の進む道を導いていきたい」。GACKTが行動に駆られる情熱、それは「ボクの音楽を待ってくれているファンの想い。それだけかな」。(取材・文:才谷りょう)

  映画『悪夢ちゃん The 夢ovie』は5月3日より全国東宝系にて公開。

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