クランクイン!

  • クラインイン!トレンド

小松菜奈「自分も褒められたい」同世代の橋本愛や二階堂ふみが演技の刺激に

映画

関連 :

小松菜奈

中島哲也

 小松演じる加奈子は、誰もが憧れる学園のマドンナという顔を持つ一方で「愛する娘は、バケモノでした」というキャッチフレーズがつくほど複雑な性格の持ち主だ。自覚している二面性について「加奈子ほど極端ではありませんが、私もモデルなどをしていて、スマートな印象がある一方で、親の前では反抗的な態度をとってしまうこともあるし、意外と短気だったりもしますね(笑)」と分析。

 さらに小松は「負けず嫌いな性格なんです」と語ると、橋本愛や二階堂ふみなど、同世代との共演にも「休憩中はみんなでワイワイやっているのに、本番になるとスッてキャラクターに入っていけるのが格好いいなって思いますし、他の俳優さんが監督に褒められたりすると『自分も褒められたいから頑張らないと!』って刺激になるんです」と向上心を見せる。

 そんな強い気持ちで挑んだ本作が、いよいよ劇場公開される。「加奈子という女の子は人によって感じ方が違う役柄。その部分は監督ときちんと話をして臨みました。観た方がどんな感想を持ってくれるのかがすごく楽しみです」と目を輝かせながら語った小松。手応えを聞いてみると、一瞬考え込むようなそぶりを見せつつも「私にしかできない加奈子が演じられたんじゃないかなって思います」と静かながらも力強い言葉で締めくくった。(取材・文・写真:才谷りょう)

 『渇き。』は、6月27日より全国公開。

2ページ(全2ページ中)

この記事の写真を見る

関連情報

関連記事

あわせて読みたい


最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る