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草なぎ剛、モテ満喫した『銭の戦争』大島優子&木村文乃との別れは「なごり惜しい」 

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『銭の戦争』最終回で、気になる恋の行方は…?
『銭の戦争』最終回で、気になる恋の行方は…?(C)関西テレビ

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 SMAPの草なぎ剛が主演し、好視聴率をキープしている連続ドラマ『銭の戦争』(関西テレビ・フジテレビ系/毎週火曜22時)が、いよいよクライマックスを迎える。かつてない熱量の高さで、復讐に燃える元エリート証券マン・白石富生役を務めている草なぎに、最終回に向けての意気込みを聞いた。 

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 本ドラマは、どん底から這い上がり、父親の復讐を果たそうとするも、いつしか金に呑み込まれていってしまう男の人生を、金の魔力、家族愛、複雑な恋愛模様などを交えながらスリリングに描いた痛快エンタテインメント。同名原作コミックは、2007年に韓国でドラマ化され、最高視聴率37%、平均視聴率31%を記録し、社会現象を巻き起こしている。

 いよいよゴールが見えてきた『銭の戦争』。草なぎは、本ドラマを振り返り「ひとつの役を通して、憎らしくなったり、優しくなったり、冷酷になったり、ここまでいろんな感情が湧き起こる経験は初めて。そういう意味で、役者として凄く楽しかった」と、満足感に溢れている様子。さらに、「最終的に一番悪い奴は富生じゃないかって、僕は思っているんですよ。そう考えると、なかなか深いドラマ」と、自身が演じる主人公を分析した。

 また今回は、これまでにないほど笑顔の少ないハードな役どころだったが、舞台裏はドラマとは真逆の楽しさがあったという。「(大杉)漣さんと現場にギターを持ち込んで、待ち時間に一緒に弾いたり、ギター談義をしたり、それが一番楽しかったですね。あまりにも熱中し過ぎて撮影が進まなかったこともありました(笑)」と述懐。

 女優陣ともいい関係性を築けたようで、「(大島)優子ちゃんとは前に共演したことがあるんですが、凄く接しやすくて気を許せる関係。映画の『卒業』を思わせるシーンは本当にきれいだった」と、満面の笑み。ドラマで共演すると、その人を好きになってしまうという草なぎは、大島や木村文乃との別れが近づいていることについて、「そこだけがなごり惜しい。だって(撮影中は)モテモテじゃないですか!」と声高に語った。

 ビストロスマップからの温かいスープの差し入れやスタッフが現場でこまめにストーブを持ってきてくれた気遣いなどで、ハードな撮影をなんとか乗り切ったという草なぎ。クライマックスとなる最終回の見どころについて、「ここから、富生と父を自殺に追い込んだ赤松(渡部篤郎)がどんなバトルを繰り広げ、決着をつけるのか。そして20億円の行方は?気になる恋の行方は?見どころ満載なのでぜひ観てほしいですね」と、全力でアピールした。(取材・文:坂田正樹)

 ドラマ『銭の戦争』最終回は、3月17日火曜22時から15分拡大で放送。

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