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邦画界を賑わす女優・安藤サクラ、励みになった父の言葉とは?

映画

 これまでも、一筋縄でいかない役柄にチャレンジしてきた。例えば一子役については、「ヘビーな役だけど、そこに向かいたいと思いました」とにっこり。「小さな頃から映画作りが身近にあった」というが、安藤が憧れる女優像とはどんなものなのだろう?「この二作品をやって、小さい頃から憧れていたものになれた気がしていて」。

 「父が、“俳優”っていうのは、“人であらず優しい”って書くんだぜって言っているのを、小さい頃から聞いていて。そこにすごい憧れていたんですよね。女優さんというより、自分がやりたいことは、“人であらず優しい”だ!って(笑)。この二作品は、すごく“人であらず優しい”っていうのができた気がする!」。なるほど、言葉にしえない、生きる力と優しさがダイレクトに届く二作品だ。

 魂の演技を見せる一方、インタビューで対峙する安藤は、自由に笑い、熱く語り、どこまでも愛らしい。そんな彼女が見つめる先は、女優というカテゴリーに収まりきらない大きなものだった。安藤サクラは、いつも私たちの想像を軽やかに超える。だからこそ、彼女から目が離せないのだ。(取材・文:成田おり枝)

 『0.5ミリ』ブルーレイ&DVDは、5月13日よりリリース/『百円の恋』ブルーレイ&DVDは、6月10日よりリリース。

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