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大泉洋「面白い人でありたい」 そのポリシーの真意とは

映画

大泉洋、樹木希林に感銘を受けた理由を語る
大泉洋、樹木希林に感銘を受けた理由を語る クランクイン!

 日本を代表する名優でありながら、非常に親しみやすいキャラクターで多くの人々を魅了して止まない俳優・大泉洋。最新作『駆込み女と駆出し男』では、戸田恵梨香や満島ひかりという演技派女優相手に柔軟な演技を披露し、俳優としての引き出しの多さを見せる一方、舞台挨拶等では共演者からいじり倒され、良い意味で“主演”らしからぬ軽やかさも見せている。そんな大泉に、本作の魅力や「面白い人でありたい」というポリシーを持つ真意を聞いた。

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 原田眞人監督、大泉洋主演で時代劇を撮る──。このニュースを聞いたとき「いったいどんな作品になるのか」と胸を躍らせた映画ファンは多かっただろう。「原田監督の現場は、ワンシーンを止めずに撮るという撮影方法。ルールは、どんなに間違っても芝居を止めないということだけ。特殊と言えば特殊ですが、この撮り方は(大河ドラマの)『龍馬伝』の大友(啓史)監督で経験していましたから」。

 こういった撮影方法について「芝居を止めないから感情がつながりやすいし、気持ちよく演じられる。やっていて楽しいですよ」と大泉。一方で「一つのお芝居を何回もやるので体力的にはきついですけれどね」と苦笑い。出来上がった作品は、江戸時代後期の文化を色濃く映し出しつつ、軽快なテンポで綴られ、一風変わった時代劇に仕上がっている。「きれいに見せるところは美しくみせて、テンポが速いところは畳み掛けるように……。完成したものを見てびっくりしました。やはり原田監督は、天才だなと」。

 劇中、離縁を求める女性を手助けする信次郎を演じた大泉は、駆け込み女である戸田や満島と対峙するシーンで絶妙な受け芝居を披露する。「特に満島さんだから、戸田さんだからということを意識して立てたわけではなく、映画としてシーンを成立させるためにどうすればいいかを考えていました。満島さんや戸田さんが演じた役柄と対峙した時、どう感じるかを大事にしました」と本能的な部分を強調。

 そんな大泉だが「演じる上で根っこにあるものは感情」と前置きしつつも「シーンごとに自分が表現したいことを考えて『だったらこの芝居かな』と方針を決めていく」というテクニカルな一面も持ち合わせていることを明かす。

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