LiLiCo、『猫侍』北村一輝から「壁ドンいい?」にガッツポーズ 女優業も意欲的
また、同じ牢に捕らわれている北村にLiLiCoがキスを迫るという印象的なシーンについて、北村から現場で、「壁ドンはやっているよね?それ、取り入れていいかな」と言われ、LiLiCoは「心の中でガッツポーズ。胸にタッチできますか?と言われても、“もう、わしづかみにしてください”って(笑)。北村さんからプレイメイトみたいにありえないポーズで迫ってと指示を受け、ベタに迫りました。面白かった」と肉食系女子キャラ満開。
しかし「結局、フラれちゃって、まるでプライベートライフと同じ」としょんぼり。さらに、大好きな北村を前に、「バナナを汚く食べなきゃいけないシーンが辛かった」と意外な告白で乙女心を覗かせた。
さらに、大好きな北村との共演エピソードを聞いてみると、「ストイックな役者さんで、周りへの気づかいも完璧。顔も完璧で、どんな役も出来ちゃう人」とベタ褒め。玉之丞役の白猫あなごについては「とってもおとなしくて天才猫。でも壁ドンのシーンでは耳を後ろにして私のことをガン見したんです。(北村さんを)“取られるんじゃないか”って嫉妬したんじゃないかな」。
LiLiCoの嫌いな言葉は“なんとかなる”。興味のないことに目を向けることを大切にしているという。「忙しいと言わないこと。私って時間の使い方が上手みたい」とすべてに前向き。さらに、今後について聞いてみると、「スウェーデンの映画に字幕をつけたい。付き人からはじまった芸能界なので、裏方が好き。自分の出来ること、やりたいことをどんどん口にだしていきたい」と意外な胸のうちを吐露。
「いつか、完全に人生を捨ててしまった酒に溺れたお母さん役をやりたい」と演技への意欲も語った。今後のLiLiCoからますます目が離せない。(取材・文・写真:福住佐知子)
映画『猫侍 南の島へ行く』は9月5日より全国公開。