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『海街diary』是枝裕和監督、4姉妹演じた女優たちの魅力を語る

映画

『海街diary』是枝裕和監督インタビュー
『海街diary』是枝裕和監督インタビュー クランクイン!

 「普段、自分の作品をDVDで観返すことってまずない。でもこの作品は、原作の世界観からファンだから、観るんじゃないかな」。1995年の『幻の光』から20年、長編映画のメガホンを執ってきた是枝裕和監督が、そう愛着を見せる『海街diary』。これまでオリジナルの脚本を映画化してきた監督が、吉田秋生の同名コミックを、綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずを4姉妹に配して映画化した同作のパッケージ化に伴い、裏エピソードや女優たちについて語った。

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 「原作を読んだとき、山形の高台で4姉妹が町を見下ろしている後姿に『撮りたい!』って思っちゃったんだよね。あと、4人で暮らすようになって、冬に2階の窓から梅の木を見下ろしている姿がまたよくてね。『ほかの人に撮られたくない!』っと(笑)。最初のきっかけは、その2つのシーンかな」。

 4姉妹の関係や周囲の人々、町とともに、美しい四季と時間が描き出される本作。上記の梅の木もきっちり印象を残す。撮影は実際の民家で行われた。「あの家にも梅の木はあるんだけど、窓からは見えなかった。だから別の木を持ってきて植えたんですが、もう今年、花が咲いて実が穫れたそうです。ご家族が梅酒を漬けて送ってくれて、もうそろそろ飲めるんじゃないかな」。本編にも登場する梅酒。物語と現実とのリンクにも心が温かくなる。

 女優たちについても聞かぬわけにはいかない。まずは長女・幸役の綾瀬。「非常に居住まいの美しい、所作の美しい人。お芝居に関していうと、意見交換してここですねってなったら、そのあとは一切ぶれない。アンサンブルドラマでとてもいい軸になってくれた。でもカットがかかると、とにかく天真爛漫な中学生に戻る(笑)。中学生がクラスメートと教室に残って雑談してる感じを率先して作ってましたね」。

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