大泉洋、堺雅人に夢中「愛おしくて仕方ない」
堺は自ら「二番手、三番手としてみなさんの演技を見ている。主役という意識はない」と口にしているが、そんな堺を大泉は「常に自然体でいてくれるので、とても楽です。座長らしくない座長だとご自分でもおっしゃっていますが、やはり彼がいるから回っているし、そうした立ち方が堺さんの座長らしさだと思いますね」と語り、本作での堺の印象を続けた。
「私は既に弟としての堺さんを実に愛してしまっていてですね。もし何かあったら堺さんのためならなんでもしたいと思っているんです(笑)。その辺はやはり堺さんのすばらしさですね。あのなんともいえない愛くるしい笑顔で、ニコっとしながら『兄上』なんていうものですから、もう愛おしくて仕方ないです」。
最後に三谷脚本のすごさにも触れた。「さすが三谷幸喜という内容になっています。いわゆる三谷作品らしい思わず笑ってしまう箇所と、それを裏切っていくような部分、どちらも満足させるものになっている。私のシーンに関しては、役者のお仕事をしていてここまでかっこいいことを言ったことがないというセリフを言いましたね(笑)。堺さんからも『あのシーンは信幸の兄としての強さや覚悟が感じられて有難かった』とメールを頂きましてね。そういうところも堺さんは気遣いがステキな方ですね」。長丁場となる大河ドラマだが、楽しみが尽きない。(取材・文:望月ふみ)
大河ドラマ『真田丸』はNHK総合にて2016年1月10日20時スタート(全50回)