ジョニー・デップ、実在の人物役に「責任を強く感じる」 役作り秘話を明かす
映画
バルジャー本人に会うことも強く希望したが、バルジャーの弁護士を通じて拒否され、かなわなかったとジョニー。それでも、原作のノンフィクション本はもちろん、ほかにもできるかぎり資料を読み、彼を知る人からも話を聞いて、彼の人柄や癖などを、徹底的にリサーチした。
そして、彼の弁護士は「すべてを語ることはできないが、少しならば」と、バルジャーの人柄について教えてくれたという。「映像は防犯ビデオ程度しかなかったし、音声もほとんど残っていない。彼が異常なまでに清潔好きというのは、人からの話にも、読んだものの中にもあった。彼は、取り憑かれたように、まめに手を洗ったそうだよ。暴力の世界に生きている男にしてはおもしろいと思って、それは映画に取り入れた」。
この映画の彼の演技には、キャリア最高という声も上がっている。だが、賞や興行成績は、ジョニーにとってどうでもいいことだ。「撮影が終わったら、そのキャラクターにさよならを言って、次に移るだけ。興行成績なんか、全然気にしないさ。19歳でこの世界に入った時から、それは変わらないよ」。
映画『ブラック・スキャンダル』は1月30日より全国公開。また、これまでもいろんなキャラクターに変身したジョニーに会える『チャーリーとチョコレート工場』、『アリス・イン・ワンダーランド』、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなどジョニー・デップ作品はクランクイン！ビデオでで多数配信中。
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