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中村倫也、俳優人生は「予想以上の充実ぶり」 佐々木希ら“同世代”と紡ぐ現場に感謝

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『星ガ丘ワンダーランド』中村倫也&佐々木希インタビュー
『星ガ丘ワンダーランド』中村倫也&佐々木希インタビュー クランクイン!

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 CMクリエイターとして活躍する柳沢翔がオリジナル脚本を手がけ、そして初監督をつとめた映画『星ガ丘ワンダーランド』。映画公開を間近に控え、主人公・瀬生温人役の中村倫也、ヒロイン・清川七海役の佐々木希の二人が、本作の静謐なトーンとは裏腹の笑顔と明るさで、本作やその舞台裏、若き才能が集まった撮影現場などについて語った。

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 本作は、星ガ丘駅の近くの遊園地「星ガ丘ワンダーランド」で起きた女性の飛び降り自殺を巡る、ミステリー仕立てのヒューマンドラマ。中村は、「過去の死を扱う大きな話ですが、ささやかに生きる人間のささやかな軌跡のポートレイトという一面も持つ映画。人のもつドラマ性をドラマとして提示しない。そうした日本映画特有の、書道で言うような余白の美、潔さがある」と評価した。佐々木ともども、脚本を初めて読んだ当時は「早く撮影をしたかった」とやや興奮ぎみだった様子。

 駅の「落し物預かり所」で働く温人について聞くと、中村は「元々何かを諦めていたり、秘めたものを秘めたまま見ないようにしている性格」と分析。演じながら「何をウジウジしてんだよ!」と苛立ち、「思っていることがあるなら言えばいいのに」「ちゃんと人に甘えられるようになるといいね」と一人思っていたという。

 一方、弟と温人から別々の怒りをぶつけられる七海について、佐々木は「顔で笑ってても、心が笑っていないというか、我慢して泣いているような感じ。笑えば笑うほどムリをしている感じがにじみ出る」と印象を語り、「演じていてすごく心苦しかった」と撮影当時を回想した。

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