清野菜名、アクションだけじゃない“幅の広さ” いずれは「ラブコメやミュージカルも」
このインタビューの直前に初めて4DXの試写を観た清野。「自分の心情が振動とリンクするのが面白かった。自分が演じているのにビクッ!としました」と感想を語った。また本作では観客席で雨降りを体験することになるが、「思った以上に雨が降って、『めちゃ降るな!』と思いました」と笑った。
「新しいジャンルのホラーなのかなと思いました」という本作を経験して、女優としての引き出しが広がったそう。今後もやりたいことがいっぱいと語る清野。「漫画原作の作品をやりたいなとずっと思っていたんですけど、そしたら『はぴまり~Happy Marriage!?~』というドラマに出演させていただくことになりました。ラブコメはずっとやってみたかったジャンルなので叶ってよかった! また歌も好きなのでミュージカルも一度は経験してみたい! いろんなところに興味があります」と目を輝かせる。
だがその真ん中にあるものは、やはりアクション。ターニングポイントとなった『TOKYO TRIBE』では、そのアクションで“女優・清野菜名”を一躍広めた。アクションを武器に海外に進出していきたい…その想いはずっと変わらないという。
ところで「ホラー作品は得意?」と問うと、「怖い…」とポツリ。「でも『怖いけど観たい』という気持ちはあって、一人では絶対に観ないけど友達を誘って映画館で観たりだとか。中学生の頃には、友達とお泊りした時にホラーのビデオをみんなでくっつきながら観ていたのが楽しい思い出です。少し早めですが友達みんなで夏の思い出に!」とアピールした。(取材・文・写真:田中裕幸)
映画『雨女』6月4日よりユナイテッド・シネマほかにて4DX(R)限定公開。