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長谷川博己、“尾行”行為に言及「いけないことだと分かりつつも…」

映画

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岸善幸

 “尾行”というテーマの本作。長谷川自身も俳優という職業柄、人の目を意識する機会が多いと思われるが「知らない人がこちらの行動を一つ一つ見ていると思うと、単純に嫌な気持ちになりますよね。意識しすぎると疲れるので、あまり気にしないようにはしていますが、撮影中はなかなか厳しかったですね」と心情を吐露する。一方で「でも尾行っていけないことだと分かりつつも、観察してみたいという人間の心理的なものは理解できますね。岸監督も『人のこと気にしないって言ってるけど、みんなもやってみたいと思ってるんでしょ』ってメッセージを込めているようにも見えましたしね」と背徳的な響きに共感も見せる。

 映画宣伝用のポスターには、長谷川、門脇、リリー、菅田という4人が映し出されている。「この4人をキャスティングした時点で、この作品はほぼ完成しているという感じでした。簡単にいうと実力のある方にお願いしたことにより、うちの撮影チームはお芝居を記録していくだけですみますから」と岸監督は本作に出演した俳優たちに絶大な信頼を置く。

 「尾行という言葉と、他人の秘密を覗くという背徳感。やってみたいけれど、やってはいけないと思う道徳感。人間って二律背反する思考があると思うんです。特にいまはいつでもスマホで写真をとれますし、監視カメラもたくさんある。非常に現代的な題材だと思うんですよね」と岸監督は本作に内在するメッセージを語ってくれた。(取材・文・写真:磯部正和)

 『二重生活』は6月25日より全国ロードショー。

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