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賀来賢人「泥臭くシビアな世界」 俳優業の厳しさを実感するも“天職”だと確信

映画

『森山中教習所』賀来賢人インタビュー
『森山中教習所』賀来賢人インタビュー クランクイン!

 あくまでも役柄の話だが、天然・野村周平とクールガイ・賀来賢人がほんのり友情を育みながらもまるで歯車が噛み合ない。映画『森山中教習所』は、そんな対照的な2人の若者が織り成す“ズレ感”を楽しむ新感覚のバディムービー。目の表情から体の動き、衣装まで、徹底的にこだわったという賀来が、撮影の舞台裏から、刺激を受けた野村との共演、さらには俳優への秘めたる思いなどを語った。

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 本作は、真造圭伍の人気コミックを実写映画化した青春コメディー。偶然再会した脳天気な大学生・佐藤清高(野村)とクールなヤクザの元同級生・轟木信夫(賀来)を中心に、一風変わった自動車教習所でのひと夏をコミカルに描く。メガホンを取るのは『ヒーローマニア‐生活‐』『ソフトボーイ』などの豊島圭介監督。そのほか、麻生久美子、岸井ゆきの、音尾琢真、光石研、ダンカンら、個性豊かな俳優陣が脇を固める。

 いつもは完成作品を観ると、「自分の芝居が気になってしかたない」という賀来が、「今回は何も気にならず、まるで他人の作品のように客観的に楽しめた」と笑顔をみせる。それほど、満足のいく演技ができたようだが、撮影前からキャラクターづくりも入念に行っていたという。「原作の轟木は、もっとモワァっとしているんですが、スタイリストさんと話し合って、映画ではシャープで無駄な動きのない“無表情な男”にしたいということになった」と振り返る。

 「衣装、髪の毛(シルバーのカツラ)、メガネはもとより、歩き方やアクション、さらに無表情な分、目力で表現しようと、なるべく目を泳がさないように常に気を張っていましたね」と述懐。豊島監督は微調整するだけだったというが、この新たな轟木像が、常にバタバタしている清高とのコントラストを明確にし、映画をよりコミカルな世界へと導いてくれる。

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