『ジャングル・ブック』監督が明かす、“映画”を取り巻く環境、作り手の未来とは
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今回、ファヴロー監督は、本作の撮影のためにハリウッド最高峰の映像制作チームを結集。実写もアニメーションも超えた最先端の映像テクノロジーを駆使して、名作アニメを実写として現代に蘇らせた。新たなことに挑み、本作を成功せたファヴロー監督。そんな監督に今後の映画業界の未来について聞いてみた。
「今、映画というものに対しては競合がたくさんあると思うんだ。インターネットやテレビ、Netflixなどの配信サービスとか、ありとあらゆるものが選択肢にある」と、映画をとりまく様々なコンテンツがライバルだと話す。その中で「僕ら映画の作り手としては、その時代にあったものを適切に作っていかなければならないと思う」と力強く答える。また、映画は世界中の人に観てもらうことができるからこそ「最新技術などを駆使して、その存在を確立していったんだ」とも。「古典と呼ばれる古い技法を残しつつ、今の時代に合った技法を用いて、古典作品を蘇らせる事が可能なんだよ」と、目を輝かせ“映画”というコンテンツについて熱く語った。
『ジャングル・ブック』は8月11日より全国公開。