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『バイオハザード』監督、完結した今の心境を告白「一ファンとして情熱を注いだ」

映画

 監督にとって“ライフワーク”というべき関わりとなった本シリーズだが今作で完結。「映画は“発見の旅”」と語る監督だが、『バイオハザード』として続けてきた旅は、今回をもってひとまず終焉となる。

 「そもそも映画作りというのは大変なもので、映画を作れていること自体がギフトであり、幸せなことだと思っています。1作目の頃は女性を主役にしたアクション映画はまだあまりなかったし、なかなか進みやすいプロジェクトではありませんでした。なので、まず製作してある程度儲けが出たら収入を得るという形で、最初は一ファンとして作ったんです。儲けようとか仕事としてやるとかそういう気持ちは全くなくて、本当に一ファンとして情熱を注いで作りました」

 当初から今回迎えるエンディングの構想はあったものの、監督自身も6作も手掛ける“旅”になるとは思っていなかったという。

 「映画というのはもちろん自分のビジョンがあって始める訳ですが、何より何百人ものスタッフとコラボするものですから、自分が元々持っていなかったアイデアを発見することがあります。本作でも終盤の約7分におよぶ会話劇はそうしたアイデアを取り入れたものですが、自分が想像した以上によりよい、感動的なものに仕上がったと思います」。

 そして最後に、国際的な配役となった今作の一翼を担ったローラについても聞いてみた。

 「東京へ着いたら彼女が綺麗に映った看板がたくさんあって、ホコリまみれでゾンビだらけの現場だったから悪い気がしました(苦笑)。でも彼女とは楽しく仕事ができたし、今後はアクション女優としての道であったり、大きな未来が待っていると思います」。(取材・文・写真:しべ超二)
 
 『バイオハザード:ザ・ファイナル』は12月23日より全国ロードショー。

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