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『バイオハザード』監督、完結した今の心境を告白「一ファンとして情熱を注いだ」

映画

ポール・W・S・アンダーソン監督が語る『バイオハザード』、完結した今の心境を告白
ポール・W・S・アンダーソン監督が語る『バイオハザード』、完結した今の心境を告白 クランクイン!

 日本生まれのゲームをベースに2002年から足掛け15年、第6作にして遂に最終章を迎える『バイオハザード:ザ・ファイナル』。シリーズを通じミラ・ジョヴォヴィッチがヒロイン・アリスを演じるが、伴侶となったポール・W・S・アンダーソンも、監督・脚本・製作とシリーズ全編に関わってきた。本作では娘も出演し、まさに一家にとって忘れ得ぬ作品となった本シリーズ、そして出演したローラのことまでを直撃した。

【関連】『バイオハザード:ザ・ファイナル』フォトギャラリー

 本作はT‐ウィルスの汚染が進み、人類の生き残りがわずか4472人となった荒廃した地球が舞台。1作ごとに作品舞台が変わっていくのも『バイオハザード』シリーズ魅力の1つであるが、今回は広大な南アフリカをロケ地としており、3D映えするのはもちろん、終末感溢れる作品世界を作り上げている。

 「僕は産業と工業が廃れてしまったイギリス北部に生まれ育ったので、シリーズの終末感というのはそのままではないけど遠からずというか、同様にストーリーやSF的な要素も幼少の頃から本や映画で親しんできたものなんです。だからこうした世界観というのは僕のDNAの中にあるものなのかもしれません」。

 まさに“三つ子の魂百まで”な世界にしてテーマであったからこそ、『バイオハザード』はここまで長寿のシリーズとなったのかもしれない。そして監督にとって実生活のパートナーであるミラと出会った作品でもあり、そう考えると本シリーズは監督にとってもはや運命であったとすら思えてくる。

 「影響を受けた作品を1本に絞ることはできませんが、黙示録的な世界や終末感といった点では『マッドマックス』のオリジナル3部作は上げられると思います。また『怒りのデス・ロード』も彷彿とさせるところがありますが、まさにあの作品を観て“ロケ地の力ってあるんだな”ということを感じたんです。他にもシリーズとしては、1、2作目を観るとジョージ・A・ロメロ、あるいはカメラがあちこち動いている感じはジョン・カーペンター、この2人の監督の影響を受けているのが分かると思います」

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