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キアヌ・リーヴス、“ジョン・ウィック”誕生は『マトリックス』の熱い友情が原動力

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 また、『マトリックス』シリーズでキアヌのスタントダブルを務め、友情を深めたスタエルスキ監督は、同作に出演していたローレンス・フィッシュバーンとも親交があり、本作に参加させたいとかねてから画策していたのだとか。そんな矢先、キアヌが偶然ロサンゼルスで会った際、脚本を渡したら「ぜひ出演したい!」と即答してくれたという。同じく彼の出演を願っていたキアヌは、「ローレンスと僕たちは、『マトリックス』以来、友情関係をずっと保っているんだ。彼とまた共演できることは特別なこと。ジョン・ウィックと対峙する屋上のシーンは素晴らしかった。カリスマ性があって、チャーミングで、いろんな色彩にあふれた宝石のようだった」と述懐する。

 すでにシリーズ第3作の製作も決定しているが、「今、唯一、わかっていることは、チャドのヴィジョンを実現するために、さらにハードなトレーニングを積まなきゃいけないこと」と気を引き締めるキアヌ。これに対してスタエルスキ監督は、「当然、もっとスキルアップしてもらおうと思っているよ。そうだな…モーターサイクル・フーにも挑戦してもらおうかな」と煽る。少々うろたえながらも、「OK!オフロードでバイクの練習をしておくよ。馬はどうなんだい?(馬に股がりながら銃を撃つポーズを取りながら)バンバン!」とおどけてみせるキアヌに苦笑いしながら、「ここでもう、パート3の構想が出来上がりそうだよ!」とスタエルスキ監督もお手上げ状態だった。

 それにしても仲のいい二人。「僕とチャドは星座が同じ乙女座なんだ。クレイジーで完璧主義者。だから相性が良いのかな」。少年のようにそう語るキアヌの横顔に、殺し屋の面影はなかった。(取材・文:坂田正樹)

 映画『ジョン・ウィック:チャプター2』は7月7日より全国公開。

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