みやぞんの“良さ”は相方がいるから「幼なじみだからこそ」のさじ加減

「これまでのしんちゃん映画の良いところが全部入っています。“ラーメン全部乗せ”です」と、『映画クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ ~拉麺大乱~』の魅力を熱くアピールしたANZEN漫才のみやぞんとあらぽん。彼ら2人が自身らの見た目とそっくりなキャラクターで映画クレヨンしんちゃん最新作となる同作でアニメ声優に初挑戦。芸歴が長い“先輩”しんちゃんとの共演についてみやぞんとあらぽんに話を聞いた。
【写真】ANZEN漫才(みやぞん・あらぽん)インタビューギャラリー
本作は、シリーズ26作目となる映画クレヨンしんちゃんの最新作。舞台は春日部にある中華街アイヤータウン。しんちゃんたちカスカベ防衛隊は、伝説のカンフー“ぷにぷに拳”の修行に励んでいた。そんな中、アイヤータウンでは“ブラックパンダラーメン”が大流行。だがそのラーメンは、食べた人を凶暴化させてしまう危険なラーメンだった。アイヤータウンだけでなく春日部をものみこもうとするラーメンパニックに、カスカベ防衛隊が挑む。
本作でANZEN漫才の2人が演じるのは、悪の組織・ブラックパンダラーメンの刺客“ミヤ・ゾン”をみやぞんが、ブラックパンダラーメンを食べ凶暴化してしまう客をあらぽんが演じる。
ANZEN漫才の2人は1985年生まれの32歳。1992年にTVアニメ放送がスタートし、今年26周年を迎える同作にとってはいわゆる“しんちゃん世代”。ゆえにみやぞんは「信じられない気持ちでいっぱいでした」と出演が決まった当初を振り返り、「うぇぇぇえええ!?って感じでした」と、あらぽんと2人で驚愕したと明かした。
互いに「ソックリでびっくりした」と口を揃えるのが、それぞれが演じるミヤ・ゾンと凶暴化してしまう客のビジュアル。「ギターも持っていましたので、本当にありがたい」と話すみやぞんと、「歴史に残る」と満面の笑みを浮かべたあらぽん。「お笑い芸人になろうと決めた時の夢が、“(自分たちが)知っているアニメに出る”」ことだったという2人にとって、同作への出演は夢の1つが叶った出来事となったようだ。