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本郷奏多、「好きな漫画の8割、実写版に出演してる」驚きの告白

映画

 すると「超興奮しました!」と口火を切り、「アニメでも、犬屋敷さんと皓がハイスピードで空を飛び回りながら戦うシーンは興奮しましたが、実写でもその場面はものすごく感動しました。“アニメを超えてるんじゃないか?”と思うくらいの映像です」と声を弾ませる。「新宿を舞台にバトルが繰り広げられますが、知っている建物がどんどん壊されていく。僕がよくいく雀荘もつぶれされていました(笑)。本物の新宿を飛び回るのを見ていると没入感があるし、“この世界”と地続きのドラマなんだと感じられて。人間ドラマのメッセージがさらに強まったような気がしました」と“実写化の意味”を実感し、より奥作品の魅力を堪能したという。

 原作では直行が『GANTZ』の実写映画を観ているシーンがあり、その場面には本郷演じる西が映っている。原作&アニメ&実写の3バージョンを制覇したことになり「こんな経験は初めて」とニッコリ。「“邦画史上初”ではないでしょうか?『いぬやしき』が舞台化されたら出たいですし、役者業だけでなくそのうち主題歌も歌ったりと、やれることにはどんどん手を出していきたいですね」と楽しそうに語り、「いまのはちょっと冗談だとしても、奥浩哉×佐藤信介の作品があったら、また何かしらで関わりたい。本当に大好きなお二人」と愛情と野心をあふれさせる。

 漫画好きとしても知られるが「好きな漫画の8割くらいは、実写版に出演することができている」と驚きの告白も。「その運だけは持っているみたいで。だからやりがいもあるし、ものすごく楽しい」と微笑む姿からも充実度が伝わる。「今回は高校生役をやりましたが、考えると僕、アラサーなんですよね…。でもお話をいただける限りはどんどんやっていきたい。役者は声がかからなくなったら終わりです。その場その場で精一杯やりたい」と求められる喜びを知り、何倍にも返そうとするのが彼のスタンスだ。端正な顔立ちから飛び出すユーモアと情熱。本郷奏多、快進撃のワケが垣間見えた。(取材・文・写真:成田おり枝)

 『いぬやしき』は公開中。

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