クランクイン!

  • クランクイン!ビデオ
  • クラインイン!コミック
  • クラインイン!トレンド

  • ウェブ全体を検索
  • このサイト内を検索

大原櫻子、戸田恵梨香との共演で得た“経験したことがない感覚”

映画

 自身が演じた光枝という役については「台本を読んだとき、すごく自分に近い役柄だなと思った一方で、そのまま演じるのではなく、光枝の喜怒哀楽をしっかり色濃く表現していきたいと思いました」とアプローチ方法を語った大原。そんな彼女が目指すのは「なにもしていない芝居で存在感を出せる俳優になること」だという。「古田新太さんは、その場に佇んでいるだけなのに、そこにしっかり意味があるし、存在感がある。例えば、人の目を見ないでそっぽを向いていても、しっかり話を聞いている芝居を見せることができるような、そんな人になりたいんです」。



 さらに、今回共演した戸田に対しても対峙して不思議な感覚を得られたという。「平松監督が『戸田さんの間は戸田恵梨香にしかない』と話をされていましたが、たしかにご一緒して、戸田さんのセリフとセリフの間って、いままで経験したことがない感覚だったんです。すごく新しくて面白かったです」としみじみ語っていた。

 「せっかく映画学科を卒業したのだから、いつか映画監督業にも挑戦してみたい」と演じるだけではなく、作り手への興味も増してきたという大原。これからもさまざまな形での“表現方法”を追求していく姿勢には大きな可能性が感じられる。(取材・文:磯部正和 写真:松林満美)

 映画『あの日のオルガン』は全国公開中。

2ページ(全2ページ中)

この記事の写真を見る

関連情報

関連記事

あわせて読みたい


最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る